【カムカムエヴリバディ】ついに「聖飢魔II」から二人目が登場!実はデーモン閣下も出ていた?

 朝ドラの「聖飢魔II愛」はもはや、留まるところを知らないようだ。

 放送中のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、作中にヘビーメタルバンド「聖飢魔II」に関連するアイテムが出てくると、視聴者のあいだで話題に。3月11日放送の第92話では、またもや新しいアイテムが登場したという。

「その場面は、ヒロイン・大月ひなた(川栄李奈)の弟である桃太郎(青木柚)が、近所の電器店でポータブルCDプレーヤーを見つめたシーンでした。そのCDプレーヤーにはメーカー名と思われる『J-OOHASHI』という銘板が貼られており、それが聖飢魔IIのギタリストであるジェイル大橋を示しているというのです」(芸能ライター)

 これまでも、ベーシストのゼノン石川を想起させる「X-ISHIKAWA」ブランドのラジオが登場していたほか、前日の第91話にはついに「ゼノイシカワ製」のテレビまで登場。また大月家の真空管ラジオには、聖飢魔IIのヒット曲と同じ名称の「FIRE AFTER FIRE」という銘板がハメ込んであるなど、本作の聖飢魔II推しは至るところで発見できるのである。

母親のるいが買ったテレビには「ゼノイシカワ製」と明記されていた。ドラマ「カムカムエヴリバディ」公式ツイッター(@asadora_bk_nhk)より。

 そうなると、次なるメンバーの登場にも期待したいところ。それこそ聖飢魔IIを率いるデーモン閣下の名前も見てみたいところだ。ところが実は、すでにデーモン閣下にちなんだ登場人物がいたというのである。

「それは、ひなたの母親・るい(深津絵里)がヒロインを務めていた大阪時代のこと。るいはトランぺッターの大月錠一郎(オダギリジョー)と知り合って結婚しますが、ジョーが演奏していたジャズ喫茶のマスターは木暮洋輔という名前でした。この木暮(こぐれ)こそが、デーモン閣下の旧名であるデーモン小暮のオマージュだったのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

 その木暮氏に関しては、下の名前が日本ジャズ界を代表するピアニストの山下洋輔と同じなことから、ジャズ喫茶のマスターらしい名前だと認識されていた。もちろんその意味が込められているのは確実だと思われるが、実は苗字のほうにもちゃんと裏の意図が隠されていたというわけだ。

錠一郎を可愛がっていたマスターは「こぐれ」さんだった。ドラマ「カムカムエヴリバディ」公式ツイッター(@asadora_bk_nhk)より。

 これでデーモン閣下、ゼノン石川、ジェイル大橋の3人が揃った形となった「カムカムエヴリバディ」。現メンバーではまだルーク篁やライデン湯沢、エース清水らが残っているが、彼らの名前がいつどこで出てくるのか。あらゆる小道具に視聴者も注目し続けるのではないだろうか。