【ミステリと言う勿れ】伊藤沙莉にとんだ災難?バディを組んだ猫田刑事が「美人すぎた」!

 せっかくの活躍回だったのに、組んだ相手が悪かったようだ。

 3月21日放送の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)では、新米刑事の風呂光聖子を演じる伊藤沙莉に、またもや視聴者からの批判が寄せられることになった。

 今回の第11話では、女性ばかりを狙った連続殺人事件がテーマに。原作マンガでは第6巻に描かれているエピソードであり、主人公の久能整(菅田将暉)が事件にまったく絡んでこないところが特徴となっている。

 そして今回のドラマでも、原作にはわずか3コマしか出てこない風呂光刑事がばんばん登場。所属する大隣署から事件を担当する芝浜署に応援要員として派遣され、猫田十朱刑事の補助を担当することになった。

「原作で猫田刑事とバディを組むのは新人の男性刑事。弱気な彼は存在感が薄いキャラゆえ、風呂光刑事との入れ替えにはうってつけだったのでしょう。だとしても今回のエピソードに風呂光刑事を登場させる必然性がないことに加え、彼女が主人公の整にほのかな好意を寄せている《恋愛要素》が視聴者から大きく批判されていることもあり、今回は《整がいないのになぜ風呂光推し!?》という疑問の声が発生。風呂光刑事を演じる伊藤沙莉がそのとばっちりを受ける形で批判されるのは、本当に気の毒です」(原作ファンの女性誌ライター)

 しかも今回、伊藤には別の角度からの批判も寄せられているという。これがまた<もらい事故>的な、的外れの批判だというではないか。

 原作での猫田刑事はサイドを刈り上げた髪型が特徴的で、大柄な体格もあいまって見た目は女子プロレスラーさながら。それに対してドラマ版で猫田刑事を演じた松本若菜はしゅっとした美人で、冷静な刑事役にふさわしいクールビューティー。このキャスティング自体は“原作通り”を求めがちな原作ファンにも概ね好評だったようだ。

「松本は身長165センチで、大柄な猫田刑事の役には体格的にもぴったり。一方で伊藤は151センチのミニマム体形で、二人が並ぶとまるで大人と子供です。そのため口さがない視聴者からは《猫田さんが美人すぎて、風呂光が豆つぶみたい》《伊藤ちゃん可愛いけど、さすがに分が悪い》といった声があがることに。整を想う可愛らしいヒロインという役なのに、その整が不在なうえに正統派美人女優の松本とバディを組まされたことで、すっかり《ちんちくりん》扱いされる羽目になってしまったのでした」(前出・女性誌ライター)

猫田刑事役の松本若菜(右)。服装も原作とは違っていたが、たたずまいや存在感で原作ファンを納得させていた。トップ画像ともにドラマ「ミステリと言う勿れ」公式インスタグラム(@not_mystery_not)より。

 前週までは謎の女性・ライカ(門脇麦)に対してほのかな嫉妬心を抱いていた風呂光。ただライカと風呂光が直接に出会ったのはエピソード終盤の短い時間に過ぎず、二人が並び立つ場面はほとんどなかった。

 それに対して今回の第11話では猫田と風呂光がバディを組まされたことから、二人きりの場面が目立つことに。それが原因となって物語の内容とは一切関係ないところで<ちんちくりん>扱いされた伊藤が、なんとも気の毒な回となっていたようだ。