【ミステリと言う勿れ】風呂光刑事に犬童我路が伝えた「謎の番号」に視聴者が大混乱!

 風呂光刑事はすぐにその意味に気づいていたようだ。

 3月21日に放送された月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)ではエピソード2.5と題し、第2~3話の「エピソード2」に登場した犬童我路(永山瑛太)が8話ぶりにカムバックを果たした。

 今回は原作マンガの第6巻に描かれている、女性ばかりを狙った連続殺人事件がテーマ。被害者は闇カジノで働いていたという共通点を持つことが判明し、一方で我路も同じ闇カジノにたどり着いていた。

「第3話では、妹の愛珠をバス運転手に殺害されていたことが判明。しかし我路は愛珠がなぜ路線バスに乗っていたのかに疑問を抱き、その真相を探っていく中で闇カジノにたどり着いていました。しかも愛珠が闇カジノで短期間、働いていたことも知ったのです。我路は『愛珠をあんなところで働かせるなんて、許せない』との思いから、闇カジノの情報を旧知の風呂光聖子刑事(伊藤沙莉)にタレこんだのでした」(テレビ誌ライター)

 公衆電話から風呂光刑事に電話を掛けた我路は、闇カジノについての情報を明かし、最後に「2478962」との数字を伝えて電話を切っていた。

 視聴者のあいだでは「2478962」に込められた意味を突き止めようとする考察が広がることに。しかしこの数字はその後、ドラマ中には一切出てくることはなかった。それどころか原作マンガにもこの手の数字は登場しておらず、謎の暗号として多くの視聴者を悩ませたのである。

闇カジノに潜入し、妹・愛珠の情報を探していた犬童我路(永山瑛太)。ドラマ「ミステリと言う勿れ」公式ツイッター(@not_mystery_)より。

 これまで数字を使った暗号が何回も登場していた「ミステリと言う勿れ」ゆえ、何かの語呂合わせとの推測もあり、たとえば風呂光なら「2632」もありえるものの、どうにも答えが見つからない様子だ。また電話のキーパッドでこの番号を押してみると、上に凸の山型が描かれるため、その形に意味があるのではと推測する向きもあった。

 だがその答えは、意外なところにあったという。しかもその一端は、すでに我路の行動で示されていたというのだ。

「序盤で我路が闇カジノを訪れた際、最初に倉庫の入口で暗証番号を入力していました。その時に押していたのが『9・6・2・エンター』であり、我路が伝えた数字のラスト3ケタに該当していたのです。一方で我路の電話を受けた風呂光は、なんなく闇カジノに潜入することに成功。作中ではなぜか省略されていましたが、彼女もまた暗証番号を入力して扉を開けていたはずです。その暗証番号こそが、我路が電話で伝えた数字に間違いありません」(前出・テレビ誌ライター)

 なんとも人騒がせな数字の謎。本ドラマの制作陣にはぜひ、無用な疑問を視聴者に残さないようにお願いしたいものだ。