その切り返しに感心した視聴者も多かったことだろう。
女優の今田美咲と言えば、全身から発揮される美人オーラに圧倒される人も少なくないもの。だが本人にとってはそれも悩みの種のようで、4月5日放送の「春の超特大さんま御殿!」(日本テレビ系)では、周りからよく「つかめない(性格だ)ね」と言われるとの悩みを吐露していた。
彼女は中高生のころ、3年間を一緒に過ごしたクラスメートから、卒業式近辺になってから「こんな人だったんだ」と言われることも多かったと告白。どうやら周りからは怖い人だと思われていたようで、実際はゲラ(笑い上戸)にもかかわらず、なかなか気づいてもらえなかったという。
そんな今田にMCの明石家さんまは「博多やったっけ。高校や中学時代から有名やったやろ、美人で?」と質問。今田は「いやいやいや」と謙遜していたが、さんまは「そう聞いてるぞ」と追い打ちだ。
「さんまは今田について女子から見ても“高嶺の花”だと説明。ゲストの滝沢カレンに同意を求めると『もちろんです。絶対そうだと思います』と即答でした。一方で4月13日スタートの初主演ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)で共演する髙橋文哉は『そんなことないです』と否定していましたが、まだ現場で2日くらいしかご一緒していないと明かすと、さんまから『2日で語るなぁ、今田を』とツッコまれていましたね」(芸能ライター)
当の今田は自分が人見知りだと明かしつつ、もっと周りから来てほしいとコメント。その言葉にゲストのオズワルド・伊藤俊介が「芸人とかでもガンガン話しかけていいってことですか?」と訊ねると、「なんで、なんでダメなんですか?」と当惑していたのである。
「ここでさんまは『LINE聞いてもいいの?』と直球の質問。すると今田は驚いた表情で『いいんですか、いいんですか?』と連呼し、質問に対してあえて答えることなく『さんまさんの(LINE)聞いてもいいんですか?』と逆質問で返していました。この見事な切り返しにはさんまも『いや恥ずかしい』と笑いで返していたのです」(前出・芸能ライター)
この日の今田は普段のデコ出しではなく、主演ドラマでのイメージに合わせて前髪を降ろしていた。デコ出しがデフォルトの今田ゆえなかなか見慣れない顔つきになっていたが、髪型が変わっても顔面の強さは変わらないようだ。
「20代前半の若手女優には橋本環奈や広瀬すず、浜辺美波など美人女優が目白押しですが、そのなかでも今田の“顔面の強さ”はトップクラス。それが彼女の強みである反面、強すぎる印象が役の幅を狭めるケースもあるようです。それゆえ今回の主演ドラマではあえて前髪を降ろすことでイメチェンを図っているのかもしれません。ただ髪を降ろしたら降ろしたで今度は小顔が際立つ結果となっており、今田自身としても悩ましいところでしょう」(前出・芸能ライター)
果たして今回の主演ドラマ「悪女(わる)」で従来のイメージを払しょくすることができるのか。今回の「さんま御殿」で鮮やかな切り返しを見せたように、自らのイメージもぜひ切り返してもらいたいところだ。