卒業に8年かかった土屋太鳳が現役大学生に与えた希望とは

 女優の土屋太鳳が3月15日、インスタグラムにて日本女子体育大学を卒業したことを報告した。

 学位記を手にした土屋は「私は8年間学んだ日本女子体育大学を卒業いたしました」とコメント。通常の在籍期間の2倍にあたる8年間を費やして、卒業にまで漕ぎつけた感慨がこもっていたようだ。

 そんな土屋の卒業報告に、勇気や希望をもらった大学生が少なくないという。

「大学では様々な理由から留年してしまう学生は珍しくありません。同級生が先に卒業してしまい、周りが後輩ばかりになると心ばかりが焦ってしまうことから、中退に至ってしまうケースが少なくないのです。そんな状況に悩む人たちにとって土屋の卒業は《8年かけて卒業する実例があるんだ!》との希望になっているはず。とくに土屋の場合、毎年のように“今年も留年”と報じられていたこともあり、今回の卒業は余計にインパクトが大きいことでしょう」(週刊誌記者)

艶やかな袴姿で卒業を報告した土屋太鳳。公式インスタグラム(@ taotsuchiya_official)より。

 それに加えて、2020年度に入学したばかりの1年生にとっても土屋の卒業は希望の灯になっているという。

「今年の1年生はコロナ禍のためにほとんど大学に通うことができず、大学生になった実感を得ることなく無力感を抱いている人が大勢います。そんなコロナ禍において土屋が単位を取得して卒業できたことは、努力は結果で報われることを示しました。多くの1年生は同級生との交流すらままなりませんが、その状況は同級生が先に卒業してしまっていた土屋の姿に重なります。それゆえ土屋の卒業報告に接して、あらためて大学生活をがんばろうとの気持ちを新たにできているようです」(前出・週刊誌記者)

 その笑顔でファンに元気を与えてきた土屋が、さらに多くの人たちに元気を分け与えることができたようだ。