女優としては「若手」でも、10代の若手インフルエンサーから見るとそうでもなかったようだ。
4月18日深夜放送の「超無敵クラス×4月期ドラマ コラボSP」(日本テレビ系)では、10代のインフルエンサー女子たちが水曜ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った」(同)のPR動画を作ることに。主役・田中麻理鈴役の今田美桜と、清掃アルバイト役の高橋文哉が動画モデルを務めることとなった。
動画のアイデアを考えるのは、高校ミスコンの優勝経験を持つタレントの吉田莉桜と、現役ニコラモデルの髙橋快空という、若者から高い支持を受けている二人。そんなインフルエンサー女子の発案により、今田と高橋は「#ハートチャレンジ」の動画を撮ることになった。
「ドラマの撮影現場を訪れた吉田と髙橋の二人は、すっかり舞い上がることに。エリート社員を演じる俳優の鈴木伸之に迎えられるとテンションがダダ上がりし、仕事も忘れて単なるファンの姿をさらしていました。ドラマの舞台である大手IT企業を模したセットで、二人は人間をダメにしそうなソファーを発見。鈴木と並んで座ることになった吉田はすっかり照れてしまい、鈴木の顔を横目でチラチラ見ながら『見られんねんけど』と出身地の長崎弁がダダ漏れになっていたのです」(女性誌ライター)
そんな緊張モードの吉田と髙橋は、主演の今田と対面しても「可愛すぎる、どうしよう~!」とあたふたしっぱなし。ドラマの内容について質問するも、今田の答えに「は~」と感心しては言葉が止まるなど、なかなか緊張が解けない様子だ。
しかしPR動画を撮影する段になると、いよいよ本領発揮。ドラマの予告映像やロゴではハートが印象的だということから、TikTokで流行っている「絵文字チャレンジ」の動画の要領で絵文字をハートに変えた動画を作りたいという。するとアルバイト役の高橋は「これじゃないんですか?」と、親指と人差し指で指ハートを作ってみせたのだが…。
「その仕草に今田も『私もこれしか思い浮かばない』と反応し、指ハートを披露。するとインフルエンサー女子からは『それはちょっと古い…かもです』と、容赦のないツッコミが入ったのです。その指摘に今田は『え~、古いのぉ!?』と驚いていましたが、女優としては若手の彼女もいまや25歳。吉田からは5歳年上、中三の髙橋にとってはなんと11歳も年上であり、彼女たちにとっては《今さら指ハート!?》という感覚だったに違いありません」(前出・女性誌ライター)
ロケVTRを観ていたMCのかまいたち濱家は「これ最先端やと思ってるよな」と驚き、サブMCの指原莉乃も「ねえ、思いますよね」と相槌。今田もきっと<今どきの若者は指でハートを作るんでしょ?>といった思いだったことだろう。
ただ、そこはさすがに売れっ子だけあって、10代女子が考えたオリジナルの「悪女(わる)ハート」ポーズは、ちょっと見ただけで即座に再現。薬指と小指で「W」を作りながら、残りの指でハートを作るというなかなか難易度の高いハンドサインを、あっという間にマスターしていたのである。
「今田と高橋はハートマークの10連発動画を見事にクリア。ラストの『悪女(わる)ハート』も一発で決めたのは流石でしたね。このPR動画は『超無敵クラス』の公式ツイッター(@mutekiclass_ntv)で公開されており、二人に加えて鈴木伸之、江口のりこ、石田ひかりも『悪女(わる)ハート』を披露。江口が無表情で鮮やかにハートマークを決める姿は必見です」(前出・女性誌ライター)
どうやら今田は10代女子の最先端情報にはついていけなくても、指の動きはまだまだ10代に負けていないようだ。