いまや情報番組の総合司会にも就任し、その存在感を高めているフリーアナの鷲見玲奈が、意外な人物たちと並び称されていた? その顔ぶれがなんとも不思議だったという。
鷲見は首都大学東京(現・東京都立大学)を卒業し、2013年にアナウンサーとしてテレビ東京に入社。7年間にわたって局アナとして活躍し、スポーツ番組を中心に存在感を示してきた。2020年の退社後は「炎の体育会TV」(TBS系)でレギュラーを務めるほか、この4月からは「ズームイン!!サタデー」(日本テレビ系)の総合司会に就任。スターアナへの階段を上っている最中だ。
「そんな鷲見アナが、同じ女性芸能人枠としては熊田曜子と、そしてまったくジャンル違いのMr.マリックと並び、大スター扱いされていたのです。その共通点は3人とも『岐阜県出身』ということでした」(芸能ライター)
鷲見と熊田は5月3日に放送された「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)の「女性芸能人スポーツテスト2022」にて共演。MC陣の有吉弘行が鷲見に対して「岐阜が生んだ大スター」と声掛けすると、熊田が「Mr.マリックさんいます!」と岐阜軍団をアピールしていたのだった。
もっとも、岐阜県出身者には綾野剛や伊藤英明、もしくは元乃木坂46の堀未央奈といった著名人も少なくない。そのなかでなぜ熊田はあえてMr.マリックの名前を出したのだろうか。
「そこには熊田の危機管理能力が表れていたように思います。というのも熱心なファンの多い俳優や元アイドルの名前をあげて《岐阜トリオ》といった括りにしようものなら、『勝手に一緒にするな!』とのクレームが付く恐れも十分ありますからね。その点、Mr.マリックなら知名度は十分ながら、熱狂的なファンはあまりいなそうなので、『マリック・鷲見・熊田』という括りにしても問題にはならないとの判断が働いたのかもしれません」(前出・芸能ライター)
この場面で、鷲見が岐阜出身であることに驚いた視聴者も多かったようで、なかには<調べてみたら高校の後輩だった>という声も。どうやら出身地のイメージがあまりないようだが、岐阜市が発行するプロモーション冊子の「エエトコタント岐阜市」では、昨年12月発行号に鷲見が登場していたこともある。
また4月からは、岐阜を含む東海3県で放送されている夕方の情報番組「チャント!」(CBCテレビ)にてコーナー担当リポーターを担当。どうやら鷲見は「岐阜出身者」としてのステータスを高めている最中のようだ。