7月期ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)でヒロインの楠木優香を演じる新木優子の制服姿に、称賛の声と陰口の両方が寄せられているようだ。
同作は2020年に韓国で放送され、その後Netflixでの配信で日本でもヒット作となった韓流ドラマ「梨泰院クラス」のジャパン・オリジナル版。ドラマの公式インスタグラムでは新木が主演の竹内涼真と共に高校の制服を着用している画像を公開しており、クランクイン初日の様子だという。
そんな新木にはファンから<可愛い!><違和感なさすぎ>といった称賛が続出。だが一部の口さがない連中からは<さすがに無理がある…>との陰口も漏れ伝わっているようだ。
その新木は1993年12月生まれの28歳。高校卒業からは11年目となっており、制服姿は実に可愛らしいものの、違和感がゼロかと言われればたしかに微妙なところかもしれない。それが陰口の原因となっているわけだが、新木が本作で制服を着ることにはれっきとした理由があるという。
「原作の『梨泰院クラス』は第1話にて、主人公のパク・セロイがヒロインのオ・スアが通う高校に転校してくるところから始まります。二人が高校の同級生だったところにその後の展開に繋がる意味があるため、そのリメイク版である『六本木クラス』でも新木が女子高生になるのは必然なのです。ちなみに彼女の制服姿はドラマ公式サイトが初出しではなく、新木自身が公式インスタグラムにて5月9日に投稿。ただ横向きに座っていたので、制服を着ていると気づかない人が多かったようですね」(韓流ドラマ好きの女性誌ライター)
そんな28歳の新木がヒロイン役を務めることについては、原作ファンから<絶妙なキャスティング>と評価する声もあがっているようだ。
「原作でヒロインのオ・スアを演じた女優のクォン・ナラは、韓国で同作が放送されている最中に29歳の誕生日を迎えていました。そして新木もドラマ終了後の12月に29歳となりますから、二人は同じタイミングでヒロインを務めていることになります。『梨泰院クラス』でのクォン・ナラは、28歳ながらその美貌で“誰もが好きになる女子高生”を好演し、本作の人気に火を付けました。それと同じ現象が起こることを新木にも期待したいですね」(前出・女性誌ライター)
ちなみに「梨泰院クラス」でもう一人のヒロインであるチョ・イソを演じたキム・ダミは1995年4月生まれで、放送当時に24歳。そして「六本木クラス」でヒロイン麻宮葵を演じる平手友梨奈は20歳で、こちらはずいぶんと若返っている。
「彼女たちが演じるのは大学進学をやめ、主人公が経営する居酒屋で働き始める人気ブロガー。そのため平手のほうが役どころには近い年齢となっています。ただ韓国の芸能界では大学で演技を学んでから役者になるのがごく普通のルートなので、キム・ダミの起用は決して年齢オーバーなわけではありません」(前出・女性誌ライター)
より女子高生に近い年齢の平手が制服姿を見せず、28歳の新木が女子高生を演じるのは、あくまで原作通りということか。ともあれ多くの韓流ファンは新木流のヒロイン像に期待を高めていることだろう。