平手友梨奈、ドラマ「ドラゴン桜」出演で試される女優としての実力

 4月スタートの連続ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)に、元欅坂46の平手友梨奈が、東大合格を目指す“東大専科”の学生役で出演する。その起用にファンが喜ぶ一方で、こんな心配の声があがっているという。

「平手はこれまで『徳山大五郎を誰が殺したか?』(2016年、テレビ東京系)と『残酷な観客達』(2017年、日本テレビ系)のドラマ2本に出演。ただ両方とも欅坂46のメンバーによる学園ドラマであり、所属グループと関係ない連ドラは今回が初めてです。これまではエースという立場での出演でしたが、『ドラゴン桜』では主演の阿部寛や長澤まさみといった大物の役者に加え、学生役にもKing & Princeの髙橋海人や“こども店長”の加藤清史郎など知名度の高い若手を続々と起用。そのなかで“一出演者”という立場で平手がどんな演技を見せてくれるのかに注目が集まります」(テレビ誌ライター)

 平手は2018年の主演映画「響-HIBIKI-」にて、演技力にも非凡なものがあることを証明。ヒロインを務めた今年1月公開の映画「さんかく窓の外側は夜」では<圧巻の演技が素晴らしかった>と評されるなど、役者としての力量は高く評価されている。それゆえ今回の「ドラゴン桜」でも、その演技に期待が高まるというものだ。

「ドラゴン桜」で全国トップレベルのバドミントン選手・岩崎楓を演じる平手友梨奈。

「ここで注目したいのが6月18日に公開される映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』です。岡田准一が主役を務めるアクションコメディの2作目で、平手は岡田と木村文乃に次ぐ3番手の扱い。主演ではないドラマと映画が同時期に公開されることで、平手の持つ役者としての実力が試されていると言えそうです。この2作品で、平手に格別の思い入れがない視聴者や観客から《彼女の演技、良かったね》という声があがれば、今後の女優人生が大きく開けるに違いありません」(前出・テレビ誌ライター)

 映画公開直後の6月25日に二十歳の誕生日を迎える平手。その日を最高の評判で飾りたいところだろう。