その意識の高さには、あのレジェンドOGに通ずるモノがあったようだ。
AKB48の村山彩希といえば、東京ドームシティホールでソロコンサートを開いたこともある人気メンバー。昨年10月には大先輩である柏木由紀の後を引き継ぎ、ラジオ番組「アッパレやってまーす!水曜日」(MBSラジオ)のレギュラーにも就任している。その5月25日放送回にて、村山がアンダーウェア事情について言及したという。
番組内で村山は、1期後輩の岡田奈々が履いていアンダーウェアのデザインが面白いと言及。楽屋などで着替える際にはみんなが何を履いているのかが見えるなか「奈々ちゃんだけいつもカラフルで、時々チワワの顔面がある」と、デザインの奇抜さを暴露だ。
その一方で自身については「自分で言うのもなんですけど、一生黒しか履かないです」と宣言。その理由は「衣装で見えたらいけないじゃないですか」とシンプルなものだ。しかもプライベートのおいてもいろんな色を揃える必要はないと語り、「とりあえず黒でシックにお洒落にいたいなって」と補足していた。
「そんな村山のアンダーウェア事情にはファンから《プロ意識高いな》《これぞアイドルの鑑!推せるわ》などと称賛の声が続出。アイドルではアンダーウェアが衣装の下から垣間見えたり、衣装によっては透けてしまうことも日常茶飯事なので村山のような考え方のメンバーも多いのですが、プライベートでも一貫して黒を着用している例はなかなか聞いたことがありません」(アイドル誌ライター)
生真面目なのか、それとも単にズボラなエピソードなのかなんとも判断のつかないトークだったが、村山の手法はかつてのレジェンドOGも採用していたという。
NMB48で人気を博した山本彩は、村山と同じ理由からベージュ1種類のみを30着ほど持っていることを明かしていた。しかも山本は、他のメンバー同士がお互いのアンダーウェアについて楽しそうに話しているのを聞いても、まったく興味が湧かなかったと話していたこともある。
「そんな山本と村山に共通しているのはプロ意識の高さでしょう。山本は体重が増えやすい体質のため時々3日間の断食を行ったり、グループの知名度向上を目的に水着グラビアの仕事を積極的に受けるなど、高いプロ意識で知られていたもの。対する村山も、体調不良を隠しながら劇場公演を務めあげ、終了後に胃腸炎と診断されて点滴を受けたというエピソードの持ち主です。二人ともアイドルとしてステージに立ち続けることを何よりも大事にしているので、黒やベージュのアンダーウェアばかりをチョイスするのも納得ですね」(アイドル誌ライター)
そんな村山には今後もぜひ、黒を履き続けてもらいたものだ。
(石田安竹)
※トップ画像は村山彩希公式インスタグラム(@murayama_yuiri_official)より。