卒業発表のSKE48須田亜香里、13年超のアイドル生活でガマンしてきた欲望とは!?

「アイドルに青春を注いだ」とはまさにこの人のことを言うのだろう。

 SKE48の須田亜香里が5月30日、名古屋・栄のSKE48劇場で行われたチームEの定期公演「SKEフェスティバル」にてグループ卒業を発表。「12年間在籍させていただいたSKE48から9月末で卒業することを発表させていただきました」と報告した。

 昨年10月の誕生日で30歳を迎えた須田。その年齢になってもSKE48の一員として活動を続けてこられたのは、ファンからの変わらぬ愛情を受け続けてきたからであり、SKE48が居場所となってくれたからだと吐露。「本当にありがとうございます」とファンへの感謝を伝えていた。

「2009年に3期生としてSKE48に加入した須田は、握手会での“神対応”で評判に。できるだけ長く握手していたいファンが持ち時間を超えても粘ったりするなか、須田の場合はむしろ彼女のほうがなかなかファンの手を離さず、ファンやスタッフを困惑させていたほどです。ほかにもファンとの会話内容をメモしたりと、ファンとの交流を本当に大切にしていました。そんな人柄が評価され、現時点で最後の開催となった2018年の選抜総選挙では自身最高の2位に輝いています」(アイドル誌ライター)

 須田の卒業にファンからは<シンプルにお疲れ様と言いたい><この人のプロ意識はすごいと思う>といった労いの声が続出。また同い年のAKB48・柏木由紀との比較では<須田のほうがアイドルにすべて捧げてた感じあるよな>とのコメントも見受けられるようだ。

 その柏木も握手会での神対応ぶりで評判だが、かつては夜遊びをすっぱ抜かれたこともあり、それなりに息抜きもエンジョイしてきた様子。それに対して須田は2018年放送の「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ系)にて、それまで休みがほしいとコボしたことがないと明かすなど、アイドル活動に文字通り全力で向かい合ってきたのである。

「須田はたとえ休みがあったとして、その前日に仕事が突然入った場合でも対応できるよう、プライベートの予定を極力入れないように徹底していたそうです。48グループの掟である恋愛禁止を徹底し、30歳まで目立ったスキャンダルもなかった須田の生き様は、ファンにとっても《よく我慢した》の一言に尽きるでしょう」(アイドル誌ライター)

6月1日には公演中の画像を多数公開。30歳の今でも「アイドルど真ん中」であることを示してくれた。須田亜香里公式インスタグラム(@akarisuda)より。

 このように13年以上もアイドルとして全力で突っ走ってきた須田だが、2020年9月に放送された「伯山カレンの反省だ!」(テレビ朝日系)では、彼氏が欲しいかとの質問に「28歳なんです、今! 欲しいです。だって欲しくなきゃおかしい」と答えていたこともある。

 さらに性的欲求との戦いという攻めた質問に対しても「欲はスゴいあります」と断言。「男の人と手を繋いで歩きたい」と正直に答えていたものだ。9月末に晴れて卒業した暁には、溜まりに溜まった欲望が爆発するのかもしれない。

(本多ヒロシ)