櫻坂46の新メンバー募集で、元ラストアイドルが台風の目になるかも!?

 アイドルグループ「櫻坂46」が6月6日、新メンバーの募集をスタートした。欅坂46からの改名後としては初の新メンバー募集となる。

 応募は7月4日まで受け付けており、書類審査による1次審査とオンラインによる2次審査を経て、面談による3次審査と4次審査を実施。8月28日の最終審査で研修生(メンバー候補生)が決定し、3カ月程度の研修期間を経て、11月に新メンバー合格が発表される予定だ。

 今回は一人で応募する<通常応募>に加えて、2~3人のグループで応募する<みんなで応募>を用意。こちらは1次審査では全員合格か全員不合格となり、2次審査以降は個人審査になる仕組みとなっている。

 そんな櫻坂46の新メンバー募集を巡り、アイドルファンのあいだでは<ぜひ元ラストアイドルに応募してほしい!>との期待が高まっているというのだ。

「2017年にデビューした『ラストアイドル』は、テレビ朝日による同名のオーディション番組を母体に発足。11枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしましたが、冠番組が3月に終了し、5月29日には東京ガーデンシアターで“ラストライブ”を開催。5月31日を最後に惜しまれながら活動を終了しました。坂道グループのような人気には至りませんでしたが、楽曲やパフォーマンスは高く評価されており、解散を惜しむ声は広がっています。それゆえ解散時で31名いたメンバーの今後を心配する声も多く、櫻坂46オーディションへの挑戦を後押しするファンは少なくありません」(アイドル誌ライター)

 1期生で5年、2期生と2期生アンダーで4年の経験を持つ元ラストアイドルメンバーなら、アイドルとしてのスキルがすでに相当高いことは保証済み。既存のファンがついていることもあり、新メンバー募集に応募すれば台風の目になることは確実だろう。

櫻坂46の新メンバー募集にはいったい何万人が応募するのか。10万人を超える可能性もありそうだ。

 なお櫻坂46の新メンバー募集では7月4日時点で20歳までという年齢条件がある。解散時に31名いたメンバーで、この条件をクリアできるのは12名のみ。ラストアイドル加入時に高1以下だった必要があるため、人数が少ないのも無理はないのだ。

【元ラストアイドル「櫻坂46新メンバー募集」応募可能メンバー】

・1期生
鈴木遥夏、松本ももな、小澤愛実、籾山ひめり、山本愛梨

・2期生
橋本桃呼、佐佐木一心、山本琉愛、栗田麻央

・2期生アンダー
木﨑千聖、宮田有萌、宇田川桜夢

 なお櫻坂46メンバー募集では、芸能事務所の所属者は応募できない決まり。ラストアイドルのメンバーは多くがツインプラネットの所属だが、活動終了後の去就は明らかにされていないのが現状となっている

 ただ櫻坂46とラストアイドルはいずれも、秋元康氏がプロデュースするグループ。そのため元ラストアイドルメンバーが櫻坂オーディションに挑戦したい場合には、所属事務所との契約をいったん終了する形も取れそうだ。

「櫻坂46のファンには、元ラストアイドルの挑戦に抵抗感を抱く人も多いでしょう。ただ、アイドル経験者不可という条件はありませんし、新型コロナのあおりをもろに食らって活動終了に追い込まれたラストアイドルのメンバーを不憫に思うアイドルファンも少なくありません。もとより高い実力を持つ1期生たちはもちろん、元ハロプロ研修生でスター性にあふれる2期生の橋本桃呼や、地方アイドルグループでリーダーを務めていた2期生アンダーの木﨑千聖らには期待の声が集まっています」(前出・アイドル誌ライター)

 果たして秋元康氏プロデュースグループ同士での“異動”はありえるのか。まずは元ラストアイドルの応募があるのかどうかに注目したいところだろう。