終盤の31秒間で展開された「逆プロポーズ」。顔の近さに思わず息が止まった視聴者も多かったことだろう。
6月2日放送のドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)第8話では、高校教師の折原葵(満島ひかり)が、ボクシング部コーチの桐沢祥吾(木村拓哉)に迫る場面がハイライトとなっていた。
「二人の顔は拳ひとつ分ほどに接近。これがボクシングの試合だったら、この接近戦では確実にどちらかのパンチが当たっていたことでしょう。どうやら今回のラウンドでは、葵の『逆プロポーズパンチ』が桐沢の心にクリーンヒットしたようです」(テレビ誌ライター)
ドラマの公式ツイッターでは、葵と桐沢が顔を近づける場面の画像を公開。「#ひぇぇぇ」というハッシュタグとともに、顔を隠して目だけをちらっと出す絵文字も使われており、ドキドキした気持ちが伝わってくるというものだ。
この日は葵の自宅を桐沢が訪問。息子の圭太、そして葵の妹(滝沢カレン)との4人で夕食をともにすることになった。食後には桐沢と葵の2人っきりで赤ワインを飲み直すことに。ダイニングテーブルに向かい合って、ボクシングの話や、桐沢の今後のキャリアや進む道について語りあった。
酔った葵は、夕食の支度中に桐沢と圭太が遊んでいた「先に目をつむったら負けゲーム」を思い出し、一緒にやろうと提案。桐沢の横に移動し、ツイッターの画像で公開された距離でゲームがスタートした。
「この場面では桐沢の目線でカメラが葵に迫り、彼女の顔がどアップで映っていたのが印象的。まるで葵に見つめられているかのようなカメラワークで、視聴者は葵(満島)の澄んだ瞳に吸い込まれそうになったことでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
そんな葵の顔面に視聴者からは<惚れてまうやろ!><心臓が止まるわ…>といったドキドキぶりを表す声が続出。最終回が近いことから<すでに満島ひかりロスが怖い>と、満島にも葵にもメロメロの様子が伝わっている。
このゲーム、先に目をつむったのは葵だった。桐沢は「俺の勝ちです」とゲーム終了を告げるも、葵はそのまま動かない。たじろぐ桐沢を前に、葵はやっと目を開き「圭太のお父さんになってもらえませんか?」とお願いしたのだった。
キュンキュンとドキドキを視聴者に残したまま、このセリフで第8話は終了。果たして葵の逆プロポーズは実るのか。気になる展開は6月9日放送の最終回までお預けだ。
(村松美紀)