松村沙友理の明かした「ドギツイひと言」が、現メンバーにも浴びせられていた!?

 彼女が注意されていたのであれば、あのメンバーも同じように注意されていたはず!?

 元乃木坂46の松村沙友理が6月5日に放送されたバラエティ番組「くりぃむナンタラ」(テレビ朝日系)に出演。乃木坂46在籍時に歌声が原因で、メンバーからドギツイひと言を浴びせられたと明かした。

 番組では松村が受けたオーディションの様子など、約11年前にあたる加入当初の貴重な映像を公開。デビュー3カ月目のイベントでは、人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディングテーマとして知られる「ハレ晴レユカイ」を歌っていた。しかしアニメさながらのコス自体は可愛いものの、その歌声はお世辞にも上手いとは言えず…という感じか。

 あまりにも分かりやすい音痴ぶりに、共演者たちも困惑。MCのくりぃむしちゅー上田晋也は思わず「もちろん、あなたがお客さんにお金払ったんだよね?」と強烈な皮肉をぶつけ、「墓場まで持ってかなきゃいけないものよ」とツッコんでいた。

 くりぃむしちゅーの有田哲平からも「乃木坂46って完成されたアイドルみたいなイメージがあったけど、あんな荒削りの…」と言われてしまった松村。もちろん松村としてもわざと下手に歌っているわけではなく、「あの時は精一杯だった」と当時を回顧だ。

 ただ、歌声についてこういった指摘を受けることは初めてではない様子。松村は「一回、めっちゃ一生懸命歌ってた時に、他のメンバーに『声小さくして』って言われたことある」と、苦い思い出を告白していたのである。

「ファンは松村の歌唱力を把握しているものの、それほどドギツイ言葉をメンバーから言われていたことは初耳だった様子。ネット上では《確かにさゆりんの歌声目立つもんな》《誰に言われたのか、気になる》といった声があがっており、なかには歌唱力の高い生田絵梨花ではないかと目星を付けるファンもいたようです」(アイドル誌ライター)

現役当時に受けたキツイ言葉を明かしていた松村沙友理。「くりぃむナンタラ」公式ツイッター(@CreamNantara)より。

 その松村は、アニメ声と言われがちな独特な声質の持ち主。乃木坂46に限らずアイドルグループでは複数でユニゾンするパートが多く、あの声ではどうしても浮いてしまいがちだ。

 それに加えて松村の場合、音程はしっかり取れているかと問われれば、それもまたなんとも言えないところ。それゆえ他のメンバーから「声小さくして」などと注文されたとしても、無理はないのかもしれない。

「実は2代目キャプテンの秋元真夏も音痴なことで有名。しかも松村を上回るとのイメージがファンに定着しています。そのため今回の放送でも《まっちゅんより真夏の方が致命的だろう》といった指摘が出ることに。松村の歌声にメンバーから苦情が出るくらいなら《真夏さんも当たり前に言われてるだろうな》との憶測もファンのあいだで広がっていますね」(アイドル誌ライター)

現キャプテンの秋元真夏も安定しない歌声の持ち主だという。

 なんとも残念な評価を受けている松村と秋元だが、その一方では可愛らしい歌声が好きだというファンも少なくない。それが数字に表れたこともあるというのだ。

 2020年9月放送のラジオ番組「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)では、新型コロナ禍の影響で中止になってしまった「真夏の全国ツアー2020」を妄想する企画を開催。全国ツアーで聴きたかった楽曲をリスナーから投票で募ったところ、松村と秋元がWセンターを務めた楽曲「ひと夏の長さより…」が堂々の1位に輝いたのである。

 どうやら歌が上手でなくても、一生懸命歌えばしっかりとファンの心に響くということのようだ。

(石田安竹)