重盛さと美の「鼻をかんだことがない」告白に、意外にも賛同の声が続出!?

 誰でもやっているはず、というのは先入観に過ぎないのかもしれない。

 6月9日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)にて、タレントの重盛さと美が衝撃の告白だ。これまで人生で一度も鼻をかんだことがないと明かしたもの。

 貧乏性をテーマにした今回、番組ではティッシュペーパーをいかにケチって使うのかがテーマに。四隅を使って4回鼻をかむとか、乾かして再利用するという貧乏ネタが続出するなか、重盛は「私まだ、鼻かんだことないから…」と驚きの発言を繰り出した。

「MCのダウンタウン松本人志が『生まれてこの方?』と確認すると、重盛は『かんだことあります? えーっ!?』と驚き顔で逆質問。決して鼻水が出ないわけではないそうですが、鼻から出てきたらティッシュで受け取るのみだとか。そんな彼女は『かむっていうのが一体どういう原理なのか…』と、まるで自転車の乗り方や泳ぎ方と同じような調子で<鼻のかみ方>を知らない様子を示していました」(テレビ誌ライター)

 続けて重盛は「かむっていうのをまだ誰からも習ってない」と告白。これには視聴者から<意味わかんない><鼻のかみ方なんて教わらないだろう>といった疑問が続出し、なかには話の盛りすぎを怪しむ向きもいたようだ。

 だが一方で、重盛のエピソードに理解を示す声もあったという。すなわち世の中には「鼻をかんだことない勢」がそれなりにいるということらしい。

 実際、SNS上では<鼻をかんだことないって、分かる>という声があったり、小さなときは鼻のかみ方を知らず、よその家で教えてもらったというエピソードを明かす人も。重盛に賛同する声が少なからずあがっており、どうやら「鼻をかむ」という行為は万人に共通するスキルではないようなのだ。

子育て世代にはおなじみの「鼻吸い器」。鼻水だまりがあるので、親が鼻水を吸い込んでしまうことはない仕組みだ。

「子育て経験のある人なら、幼児に鼻のかみ方を教えたことを覚えているはず。両方いっぺんではなく、片方を押さえながらいきむといった基本を教えたことでしょう。そうやって親から教わらないと、必ずしもすべての子供が自然に鼻をかみ方を習得するわけではないのかもしれません。そもそも乳幼児は自分で鼻をかめないので、親が鼻水を吸い出してあげる専用の『鼻吸い器』も普通に売られているほどです」(子育て中の女性誌ライター)

 重盛は「鼻水がすぐ乾く」体質だと明かしていたことから、彼女の親も鼻をかむ必要性を感じていなかったのかもしれない。

 ともあれ世の中には大人になっても靴ひもが結べなかったり、目薬をさせないといった例は珍しくないという。もしかしたら鼻をかむという行為も、それらと同列の難易度を持つ社会的な行動なのかもしれない。