その謎めいたトークには、ベテラン芸人ですら幻惑されてしまったのかもしれない。
6月14日放送の「モヤモヤさまぁ~ず2」(テレビ東京系)では番組レギュラーの田中瞳アナが都合により欠席。大天使とあがめられる人気アナの不在により、今回は盛り上がりに欠けてしまうのではと視聴者も不安がっていたようだが、その心配は杞憂に終わったようだ。
この日、代役を務めたのは2年目の冨田有紀アナ。女子アナファンからは明るい性格とけしからんお胸で高評価されている期待の若手だ。その冨田アナが「トミタイム」と称される謎めいたトークにより、ベテラン芸人のさまぁ~ずをすっかり手玉に取ったという。
神奈川・綱島付近の鶴見川沿いを歩きながら家族構成について問われた冨田アナは「双子の弟がいるんです」と告白。さまぁ~ずの二人が「双子なの!?」と驚くと、「ワンちゃんなんですけど」と不思議ちゃんの展開に。どうやら双子の犬と兄弟のように過ごしてきたと言いたかったようだ。
しかもその犬は5歳くらいとのこと。つまり大学に入ってから飼い始めた計算となり、これには大竹も「兄弟のように育てられてないじゃん!」と声を荒げる有様だった。
「食事の量について訊かれ『いっぱい食べます!』と胸を張った冨田アナ。ところが好きな食べ物はうどんだそうで、これには大竹も『いっぱい食うヤツの答えじゃねえよ』と呆れていました。ここで3人は地元産の大葉をたくさん使った料理がウリの飲食店で食事をすることに。ここで事件が起きたのです」(テレビ誌ライター)
3人は山盛りの大葉がかかったパスタを注文。すると冨田アナは「てんこ盛りですねこれ、フォー!」と嬌声をあげつつ、なぜか大葉をよけてパスタを食べようとする始末。さらには「なんでよけちゃうの!?」と指摘するさまぁ~ずに対して「なるほどな」とタメ口で返す大物ぶりを発揮だ。
次に大竹が店自慢の「綱島サワー」を飲もうとしつつ、マドラーが額に引っかかるというボケを繰り出すと、冨田アナは「魚が泳いでいるのかよ!」「ウルトラマンかよ!」とクセの強いツッコミを連発。大竹が「やんなきゃよかったよ」と悔やんだように、大ベテランのさまぁ~ずを大ヤケドさせていたのであった。
「なんとも不思議なトミタイムを連発する冨田アナですが、子供のような笑顔と、さまぁ~ずにいくらツッコまれてもまったくへこたれないハートの強さは特筆もの。視聴者も彼女のけしからんお胸に目を奪われつつ、気が付けばトミタイムの虜になっていたのは間違いないでしょう。番組レギュラーの田中瞳アナとは別の角度で、視聴者の心を鷲掴みにしていたようです」(前出・テレビ誌ライター)
飲食店を出て、次のスポットに向かった3人。ダンス&カラオケの店を見つけ、冨田アナが「暑いと踊りたくなりますね」との謎ワードを繰り出したところで、番組スタッフが「大竹さん、メガネ忘れてます」と指摘だ。なんと大竹は先ほどの飲食店にトレードマークのメガネを置き忘れていたのであった。
「大竹が伊達メガネなのは知る人ぞ知るところ。とはいえメガネなしで歩いていたらすぐに気づきそうなものですが、前の店から300メートル弱を移動するあいだ、誰もメガネがないことに気づいていなかったのです。これぞ“トミタイム”に魅入られたからに違いありません」(前出・テレビ誌ライター)
レギュラーの田中アナは6月14日、テレビで「モヤさま」を観ている自撮り画像をツイッターに投稿。可愛い後輩が活躍する姿に目を細めていたようだ。