この無防備な感じがまた可愛らしい! 思わず萌えた視聴者も多かったことだろう。
連続ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)が6月20日に最終回を迎え、敏腕探偵の剣持麗子(綾瀬はるか)がまたもや、篠田敬太郎(大泉洋)を巡る事件を鮮やかに解決してみせた。そのなかで麗子の見せたTシャツ姿が鮮烈だったという。
前回、6年前の殺人事件で逮捕されていた篠田は麗子の活躍により嫌疑が晴れ、自由の身に。それ以降も引き続き麗子の法律事務所「くらしの法律事務所」で料理番を務めていた。
ある日、麗子はタヒチに行くとの短い電話だけを残して行方不明に。ときたまメールは来るものの、普段とは違うメアドから送られてきたものだ。本当はタヒチなんかに行ってないと予想した篠田は、「あなたは剣持麗子ではありませんね」と返信。すると麗子の担当弁護士から連絡がきたというのである。
「警察の留置場に面会に行った篠田。何の容疑で捕まったのかはついぞ明らかにされませんでしたが、麗子は普段通りのスーツ姿でした。篠田が着替えを届けておいたと告げると、『あんたにしちゃ気が利くわね』と初めて笑顔を見せていたのです」(テレビ誌ライター)
ところが麗子の事務所ではほとんど着替えが見つからなかったらしく。篠田が届けたのはピンク色のTシャツだったのである。
そのTシャツは胸に青い文字で「暮らしの法律事務所」と大きくプリントされたダサい代物。これは第8話にて、麗子にとって元カレの従姉妹にあたる森川紗英(関水渚)が作ったものだった。紗英は喜んで自作のTシャツを着ていたが、麗子は着用を断固拒否。その回限りかと思われていたアイテムが、まさかのタイミングで復活したのだった。
「篠田に向かって『着替えでこのTシャツってどういう了見なのよ!』と声を荒げる麗子。彼女としては不本意でしょうが、そこはナイスバディで知られる綾瀬はるかとあって、シンプルなTシャツ姿もお似合いです。とくに30代女性が着そうにもないドピンク色が逆に新鮮で、Tシャツ1枚というラフな軽装に視聴者も萌えていたに違いありません」(前出・テレビ誌ライター)
残念ながら綾瀬のTシャツ姿はほんの1分弱に過ぎなかったが。スーツからTシャツに着替えてリラックスしたのか、バッチリ塗っていたリップも薄めになっていた綾瀬。その無防備な姿は、弁護士と依頼人だった篠田との関係が気を置けないものに変わっていたことをしっかりと示していたのではないだろうか。