「学生アナウンス大賞」の初代グランプリは関西のフレッシュな2年生が獲得!

 次世代スターの発掘を目指すコンテスト「第1回学生アナウンス大賞」の表彰式が3月23日に行われ、関西外国語大学2年の檜垣すみれさんがグランプリに選出された。

 同大賞はフジテレビが運営するアナウンススクールの「アナトレ」が全面協力し、副賞には「めざましテレビ」の学生リポーター就任権が与えられるなど、アナウンサーを目指す大学生にとって必見のコンテストという触れ込み。今回の受賞者から未来のアナウンサーが輩出されることになりそうだ。

 全国の大学生・大学院生1000人以上がエントリーし、書類審査やオンラインによるグループ面談、カメラテストを通じて選ばれたファイナリスト10名(女性7名、男性3名)が今回の表彰式に登壇し、自己紹介を行った。

「第1回学生アナウンス大賞」のファイナリスト10名。

 グランプリに輝いた檜垣さんは2019年、有田みかん大使を務めていた経験を持つ。1分間の自己PRでは「有田みかん大使として全国に和歌山県の有田みかんをPR活動してきました」と、有田みかんに負けずとも劣らないフレッシュな笑顔で活動内容について説明。グランプリ受賞時のコメントでは「愛媛にいる家族に『グランプリとれたよ』って伝えたいです」と声を震わせながら喜びの表情を浮かべた。

 続けて「自分がまさかリポーターができるなんて思っていませんでした。せっかくの機会なので頑張って、良いものを届けられるように頑張りたいです!」と学生リポーターへの意気込みも語っていた。

 そんな桧垣さんは白を基調としたピンクの花柄のワンピースが春らしく、彼女の明るい雰囲気に実にピッタリだった。

グランプリを受賞した檜垣すみれさん。

 女性ファッション誌「CanCam」による「CanCam賞」には、早稲田大学2年の渡邉結衣さんが選ばれた。

 渡邉さんは2019年に「Waseda collection」のモデルを務めており、表彰式ではコーラル系の色が可愛らしいミモレ丈のワンピースをスタイルよく着こなし。<さすがワセコレモデル>と言いたくなるような佇まいを放っていた。

 自己PRでは、地元の岡山県倉敷市で行われる祭りにて踊りのコンテストに参加した経験を明るく話し、「やぁ!」という掛け声を再現。その元気な声が審査員にも強い印象を残していたようだ。

元気よく踊りの掛け声を披露した渡邉結衣さん。

「モデルプレス賞」はグランプリの檜垣すみれさんがダブル受賞したほか、東京大学1年の神谷明采さんも選出。神谷さんはミス東京大学2020年グランプリに加え、3月2日に発表された「Miss of Miss Campus Queen2021」でもグランプリを受賞しており、注目の候補者だ。ファイナリストで1年生は神谷さんだけ。白のブラウスと白のスカートのセットアップが、品のある清楚なイメージを演出していた。

 自己PRで神谷さんは「アナウンサーになって笑顔や幸せな気持ちを届けたい」との目標を、誰よりも大きな声でアピール。3年後には新人の局アナとして紹介されるのではとの予感を感じさせてくれた。

東大ミスコンなどすでに3冠達成の神谷明采さん。