たしかに関西弁でまくしたてる姿は、アンミカの後継者に見えても不思議はなさそうだ。
6月23日放送の「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)では、芸能人の“やりすぎな趣味”がテーマに。元NMB48で現在は美容系タレントとして活躍している吉田朱里は、あふれ出る美容愛をぐいぐいとアピールしていた。
いまや美容系のYouTuberとして90万人のチャンネル登録者数を誇る吉田は、リップ300本など美容グッズを3000点以上は持っていると豪語。これまで1000万円超は費やしたそうで、今でも週に一度は美容グッズのお買い物に出かけ、毎回5万円分は購入しているという。
「美容の話題で立て板に水の如く話し続ける吉田に、MCのダウンタウン松本人志は『めちゃめちゃ流ちょうに説明するから、だんだんアンミカみたいになってる』と指摘。これには共演者ばかりか番組スタッフも爆笑し、当の吉田は口元を両手で覆いながら『最近めっちゃ言われるんです!』と顔を赤らめていました」(テレビ誌ライター)
大阪府出身の吉田は現在25歳。女性誌「Ray」の専属モデルで、TGCや関西コレクションなどランウェイ経験も豊富だ。
一方のアンミカも同じ大阪の出身で、18歳で始めたモデル活動ではパリコレにも出場した実績を持つ。二人とも美容グッズをプロデュースしており、トークが上手いところも共通していることから、松本が「アンミカ似」と評したのも納得だろう。
そんな吉田が昨年6月放送の「そこまで言って委員会NP」(読売テレビ)にゲスト出演した際、共演の大物司会者からアンミカ似を指摘されていたという。
「この日はフリーアナの古舘伊知郎もゲスト出演。吉田のYouTubeをチェックしているという古舘は『ものすごくしゃべりがうまくて』と評価したうえで、『僕は“次世代のアンミカ”と呼んでます』と語っていました」(テレビ誌ライター)
古館、そして松本という大物二人から<アンミカ似>を認定された吉田。ちなみにアンミカは2013年に初代大阪観光大使に就任しており、今年5月には吉田も同じ大阪観光大使に就任。まるでアンミカが切り拓いた道を吉田が追いかけているように見えなくもない。
またアンミカは“通販番組の女王”と呼ばれているが、吉田の美容系YouTubeもある面で、令和スタイルの通販番組と言えなくもない。どうやら吉田はアンミカのアップデート版として、美容タレント界に君臨していくのかもしれない。