その希望が実現すれば、エポックメイキングな出来事になることは確実だろう。
日向坂46の齊藤京子が、7月7日にスタートするドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)への出演を熱望だ。
6月29日放送の「キョコロヒー 超豪華1時間SP」(同)で齊藤は、ヒコロヒーと共に「六本木クラス」の撮影現場を訪れ、主役の宮部新役を務める竹内涼真に台湾まぜそばのプレゼントを差し入れ。その際に「もしも可能だったら、よかったら私も『六本木クラス』さんに出演させていただききたい」と直訴した。
そんな不躾なお願いに、同席した田村直己監督は「出てくれます? プロデューサーに言っておきますから」と前向きに返答。どうやらプロデューサーからのゴーサインさえあれば、齊藤がゴールデンタイムの連ドラに初出演できる可能性も浮上したようだ。
「これまで何本かのドラマに出演している齊藤ですが、いずれも日向坂メンバーをフィーチャーした作品ばかり。アイドルとは関係ないドラマへの出演はなく、女優としての実力は未知数です。ただ日向坂46のなかでは最も早くにラジオのレギュラーを獲得し、いまや『キョコロヒー』という冠テレビ番組さえ持っている実力者ですから、同じテレビ朝日のドラマならなんとか出してもらえるのではとの期待も高まりますね」(テレビ誌ライター)
齊藤の出演には「六本木クラス」側としても話題性の面でメリットがあるはず。しかも彼女は「キョコロヒー」の収録で定期的にテレビ朝日に顔を出しているので、スケジュールも調整しやすそうだ。
ただ、仮に齊藤が何らかの役で出演できたとして、その際にはどうしても条件が課せられるはずだという。それもけっこう重要な登場人物との兼ね合いだというのだ。
「なにしろ『六本木クラス』では、平手友梨奈がダブルヒロインの一人としてレギュラー出演していますからね。その平手はアイドルグループ『欅坂46』の出身で、齊藤はその妹分にあたる『けやき坂46』(現・日向坂46)のメンバー。表向きは決して共演NGではないものの、グループ卒業後の平手が欅坂46や日向坂46のメンバーと共演した日には、同じ収録現場にいるだけでも大ニュースとなるのは確実です」(アイドル誌ライター)
共演NGうんぬんの話は抜きにしても、平手と齊藤が共演したら、それだけでも大きな話題になるのは確実。それがドラマにとってプラスになればいいのだが、無用な憶測を呼ぶ結果になる可能性も否定できない。
そうなると齊藤が「六本木クラス」に出演できる条件は、「平手とは一切被らない場面」に限定されることになりそうだ。平手にどれくらいの出番があるかは不明ながら、ヒロインという役柄的にほぼ出ずっぱりなのは確実。そうなるとたとえ出演できたとしても、直訴の際に齊藤が「後ろ姿とか通行人とか」と語っていたことが現実のものになる可能性も十分にありそうだ。