その場面には、いろんな意味で「えっ!?」という驚きが広がっていたようだ。
7月6日深夜放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では、前週に放送された1時間SPに入りきらなかった未公開シーンを一挙公開。同SPにて日向坂46・齊藤京子から贈り物をもらった藤原紀香が、齊藤について語る場面があった。
いかにも接点のなさそうな紀香と齊藤だが、実は2019年に上演された舞台「サザエさん」にて紀香がサザエさん役、そして齊藤がワカメ役(乃木坂46・秋元真夏とのダブルキャスト)として共演していた縁を持つ。
その舞台「サザエさん」はこの1~3月に同じ藤原紀香主演で新作を上演。しかし齊藤は日向坂46の活動が多忙すぎることから、ワカメ役の続投は叶わなかったのだった(NGT48の本間日陽が担当)。
「ワカメ役を続けられなかった齊藤は号泣したそうで、今年の舞台を観に来た時も泣いていたとか。そんな齊藤に紀香は『いつまで経ってもあなたは初代ワカメであって、ずっとファミリーだよ』とのメールを送っていたそうで、齊藤のことを『芯が強くて、そして純粋なところが大好き』だと評していました」(アイドル誌ライター)
そんな紀香から今回、贈り物のお返しが届くことに。そのアイテムは「深海鮫のオイルを塗りこんだブランケット」といういかにも紀香らしい代物で、番組では「嘘みたいな商品」と茶化していた。
スタジオではそのブランケットを開封し、ヒコロヒーがその手触りを確かめることに。そこで事件は起こったのである。
「ブランケットを手にしたヒコロヒーはいきなり顔をうずめ、洗顔するかのように顔をこすりつけたのです。これには齊藤も『やめてくださいよ! めっちゃイヤだ』と大激怒。収録当時にヒコロヒーは、齊藤がさほど怒っていないように見えていたそうですが、あらためてVTRを確認した結果、かなり激オコだったことが分かったようでした」(前出・アイドル誌ライター)
そのVTRに当の齊藤は「本当に最悪すぎて、『こんなにやってました!?』って。けっこう大絶望といいますか」との感想を口にしていた。
そんな齊藤の反応も、お笑い芸人のヒコロヒーとしてはしてやったりといったところだろうか。しかも彼女がしでかした「ブランケットに顔すりすり」は、普通の女性タレントなら絶対にやらないレベルの嫌がらせだったというのである。
「嫌がらせ後のヒコロヒーを見ると、明らかに顔のメイクが落ちていました。アゴはファンデーションが取れたのか色が変わっていましたし、目元のアイメイクがズレていたのも丸わかりでしたね。この様子だと収録中にメイク直しを余儀なくされたのは確実。普通なら自分のメイクが崩れること自体を避けたいですし、メイクさんに余計な手間をかけてしまうのも気まずいもの。女性タレントならブランケットに顔をすりすりなど絶対にやりませんが、そこは芸人魂が発揮された瞬間だったのでしょう」(前出・アイドル誌ライター)
どうやらヒコロヒーにしてみれば、メイクが落ちた顔は勲章も同然だったようだ。