深津絵里の年齢に誤り?作中に聖飢魔Ⅱのアイテムが!NHKが英語で凡ミスか【2022上半期BEST 1月編】

 夏の特別企画として、2022年の上半期に人気を博した記事を振り返る本企画。1月の「asageiMUSE」では、トップ3を朝ドラ「カムカムエヴリバディ」関連の記事が独占した。そのラインアップは深津絵里、聖飢魔Ⅱ、岡田結実とバラエティに富んでいたのである。

【第3位】深津絵里が演じるるい、意外にみんな気づいてないけど18歳ですらなかった!(1月23日)

 1月21日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第57話では、錠一郎(オダギリジョー)がるい(深津絵里)に「お前とは終わりや」と告げる場面があった。

 るいと錠一郎の恋は果たしてどうなってしまうのかと視聴者が心配するなか、るいを巡って世間に流布されている情報に誤りがあったという。

「それはるいの年齢です。故郷の岡山から大阪に出てきた彼女は、道頓堀の竹村クリーニング店にて住み込みで働くようになりました。そのるいを演じる深津は12月時点で48歳。《30歳も年下の役を演じる》として大きな話題になったものの、当のるいは18歳ではなかったというのです」(テレビ誌ライター)

 るいは第39回にて大阪のホテルで就職面接に挑んでおり、普通に考えれば18歳のはず。だが劇中では、彼女の本当の年齢が示されていたというのである。

「第40回では店主夫婦に履歴書を提出。そこには昭和19年9月14日生まれと明記されていました。その履歴書には彼女が昭和36年10月に高校を中退した履歴も記載。そして履歴書の日付は《昭和37年4月5日現在》でしたから、るいは高二で中退し、本来なら高三になったばかりの17歳で大阪にて就職試験を受けていたのです」(前出・テレビ誌ライター)

 つまり錠一郎は本来なら高三だったるいに出会い、翌年すぐに結婚を申し込んだことになる。昭和38年当時、女性の初婚年齢は平均で24.5歳。るいはずいぶんと早く、結婚を承諾していたようだ。

【第2位】またもや“聖飢魔II”を匂わせる場面が映し出された!?(1月11日)

 1月11日放送のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」49回にてるいとジョーの接近シーンが描かれるなか、作中に登場したアイテムに視聴者から疑惑の目が向けられているという。それは冒頭に登場したレコードプレーヤーだったのだ。

「クリーニング屋の住み込みで得た給料を手に、るいは電気屋のショーウインドーに赴くも、3万3600円という値段(当時の大卒初任給が1万円前後)に『うわぁ、たけぇ』と諦めていました。ここで大映しになったレコードプレーヤーに怪しげな箇所があったのです」(テレビ誌ライター)

 画面に映し出されたのは持ち運び可能なレコードプレーヤー。実際にはナショナルなどの製品と思われるが、作中では「FIRE AFTER FI」と読める銘板がハメこまれていた。そのブランド名が問題だというのである。

「この場面に音楽好きな視聴者は、デーモン閣下が率いるヘヴィメタルバンド・聖飢魔IIのヒット曲『FIRE AFTER FIRE』を思い出すことに。本作ではほかにも、クリーニング店に置かれたラジオに『X-ISHIKAWA』という銘板がハメこまれており、聖飢魔IIのベーシスト、ゼノン石川(Xenon Ishikawa)のことではないかと一部で噂になっていました」(前出・テレビ誌ライター)

 果たして今後「カムカムエヴリバディ」と聖飢魔IIがどう関わっていくのか。もしかしたらジャズ喫茶のステージに聖飢魔IIのメンバーたちが“世を忍ぶ仮の姿”で出演するのかもしれない。

「X-ISHIKAWA」の銘板がハメこまれたラジオ。©NHK

【第1位】岡田結実の登場に視聴者が沸くも、英語の間違いが露呈?(1月17日)

 1月17日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」53回に、12月までの「安子編」に出演していた岡田結実が久しぶりの登場を果たし、視聴者が沸いている。

 岡田は本編終了後の「カムカムイングリッシュ」というコーナーに写真で登場。「天才てれびくんhello,」(Eテレ)での共演者と撮った記念写真だった。そこには「Seniors and Juniors. 先輩・後輩」との説明が入っていたが、その場面に疑問を抱く向きもあったという。

「写真に写っているのは大人が岡田一人で、てれび戦士は二人。そのため厳密にいうと《Senior and Juniors.》であり、『Senior』(先輩)は単数形になるべきです。英語は単複の区別に厳しい言語で、視聴者のなかにはNHKが凡ミスを犯したと考える人も。ただ今回のカムカムイングリッシュでは、あくまで成句としての《Seniors and Juniors.》を紹介したのでしょう」(アメリカ在住歴を持つライター)

 ともあれここは、岡田が久しぶりに「カムカムエヴリバディ」に姿を見せてくれことを、素直に喜ぶのが吉というものかもしれない。