日本人K-POPアイドルの密着取材で飛び出した「M-1芸人」の名前とは?

 K-POPアイドルを目指すのはこんなに大変なことなのか。3月30日放送の「幸せ!ボンビーガール」(日本テレビ系)で紹介された日本人練習生の姿に、視聴者から驚きの声が続出。そのなかでなぜか「M-1芸人」の名前まで飛び出したというのである。

 この日は韓国で合宿生活を送る日本人練習生3人に密着。なかでも20歳ギリギリでオーディションを受け始めたというタナさんに焦点を当てた内容となっていた。

「番組では紹介されていませんでしたが、彼女たちは『NES GIRLS』(エヌイーエスガールズ)という5人組グループのメンバー。公式インスタグラムでは放送の2日前に『韓国での密着取材、日本テレビ初出演です』と宣伝していたのです。放送後にはフォロワーも1000人台に増加し、《ボンビーガール見ました〜!応援してます♡》といった温かいコメントが多数、寄せられていました」(芸能ライター)

「幸せ!ボンビーガール」で密着されたNES GIRLSのタナさん。トップ画像ともに公式インスタグラム(@nes.girls)より。

 ただ放送ではグループ名などの詳細が伏せられていたこともあり、築40年の雑居ビルで共同生活を送る様子に加え、1日2回の体重報告やトラブル防止を目的とした外出禁止など、禁欲的なシーンをメインに紹介。「日本では考えられない厳しい規則だらけのボンビー生活」が強く印象付けられる内容となっていた。

 そのなかでタナさんはダンスが上手くできない自分にいら立ち、「モリガ トジりそう」(頭が爆発しそう)と韓国語と日本語が入り混じった愚痴を口にすることも。そんな彼女たちのレッスン中に、とあるM-1芸人の名前が唐突に飛び出したのである。

「彼女たちは人気の男性K-POPグループ『MONSTA X』の『Love Killa』という曲を練習。すべての動きが完璧に揃った刀群舞(カルグンム)を身につけるべく、ダンスレッスンに励んでいました。しかしセンターで踊るタナさんは腕の動きに力強さが見られず、みかねたダンスの先生が『タナ ペゴパ?』(タナ、おなか減ったの?)と尋ねたのです。その『ペゴパ?』とは、ノリつっこまないボケを武器にM-1グランプリ2019で大ブレイクした芸人コンビ『ぺこぱ』の由来となった言葉。実際に韓国人の先生がその言葉を使った場面に、意表を突かれた視聴者が続出したようです」(芸能ライター)

意外なところで名前の由来が話題になった「ぺこぱ」。

 その言葉をかけられたタナさんたちは、3月7日にインスタライブで初お披露目を配信。日本や韓国はもちろん、香港やポーランドからの視聴者もいたという。体重制限が続く今でも「ペゴパ」かもしれないタナさんだが、気持ちのほうはおなかいっぱいで頑張っているのではないだろうか。