モデルの森泉が1000万円の予算でDIYハウスを完成だ。3月30日放送の「幸せ!ボンビーガール 2時間SP」(日本テレビ系)において、DIYを得意とする森が自らの手で一軒家を作り上げる企画が「森泉の千葉ハウス完成SP」として完成を迎えた。
これまでの放送で基礎作りからリビング、風呂・トイレやベッドルームなどを合計942.3万円で作り上げてきた森。この日は最後となるキッチンを残り57.7万円で完成させられるかどうかに挑戦だ。だからといって決して手を抜かないのが森泉流。現場を訪れた劇団ひとりが流し台の天板を叩きながら「やっぱり叩きたくなる丈夫な作り」と太鼓判を押すなど、プロさながらの仕上がりを見せていた。
終盤では水卜麻美アナから緊張の総額発表。その結果、「森泉の千葉ハウス」は総額999.8万円で完成し、見事1000万円の予算をクリアしたのだった。だがこの結果に、多くの視聴者から物言いがついていたようだが…。
「今回のDIY家づくりに際してはプロの大工さんが施工を手伝っていますが、その費用は含まれないことに。そこに疑問を抱いた視聴者が多かったようです。ただこの企画では最初から、材料費や工具のレンタル料といった実費が1000万円で収まっているかどうかに注目していたので、手間賃うんぬんはそもそも除外されていたのです。同様に水道やガス、電気周りの工事費用も含まれていませんが、それは通常の家づくりでも住宅施工業者とは別に支払う金額ですから、『泉ハウス』の総額としては無理のない条件だと言えるでしょう」(業界関係者)
となると、条件付きとはいえ森泉ハウスは1000万円で建てられたのだろうか。実はそこに、反則級とも言える裏ワザが隠されていたというのである。
「今回の費用計算では実に100万円近くを削減することに成功していました。その秘密は総額に『消費税』を含まなかったこと。結果発表の際に数秒間だけテロップで表示された『費用等は含まれません』のなかに、しれっと“消費税”の3文字が紛れ込んでいたのです。その裏ワザは法的にはぎりぎりセーフ。というのも消費税の『総額表示義務』は4月1日から完全適用されるため、放送日の3月30日時点ではまだ消費税抜きの金額で計算することが可能でした。まさに『その手があったか!』というカラクリだった
4月となった現在、森泉ハウスの総額は1099.78万円になるはず。制作側は「3月中に放送すれば大丈夫!」ということだったのかもしれない。