【TIF2022】結成5周年の=LOVEがファン魅了のパフォーマンスで2日目のトリを飾る！

　8月5日～7日に開催された世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」（TIF2022）にて2日目の8月6日、メインステージであるHOT STAGEのトリを、今をときめく人気アイドルグループの「＝LOVE」（イコールラブ／略称イコラブ）が飾ってみせた。

　この日はメンバー11人全員が参加し、「ウィークエンドシトロン」「Want you! Want you!」「探せダイヤモンドリリー」「いらないツインテール」「笑顔のレシピ」「青春”サブリミナル”」「夏祭り恋慕う」「=LOVE」の計8曲、満足感たっぷりのセットリストを披露し、2日目で最大級の盛り上がりを見せた。

　オーバーチュアが流れるとファンはビビッドに反応し、応援の準備は万端。パワフルで爽やかな夏らしい楽曲「ウィークエンドシトロン」でスタートだ。イントロでは「HOT STAGEラスト、楽しんで行こー！」とセンターの髙松瞳がファンに呼びかける。

　フワちゃんが作詞したことで話題となったラップパートや、「愛してる♪」「君だけよ♪」などのキリングパートでもファンは大きな盛り上がりを見せ、2日目のトリという大事な出番で最高のスタートダッシュを決めた。

全11名でのきらびやかなステージを展開したイコラブ。

　大谷映美里の「改めまして＝LOVEです！　もっと好きにさせちゃうぞ！」というあいさつに続いては、恋する乙女の気持ちと独占欲をキュート＆ポップに歌う「Want you! Want you!」をドロップ。サビではキュートな振り付けを振りコピするファンの姿も多く、笑顔いっぱいでダンスするメンバーに釘付けのナンバーとなった。

　ファンに人気の楽曲「探せダイヤモンドリリー」のイントロが流れると、盛り上がりはさらに加速していく。“ザ・アイドル”と言えるメロディとダンスでキラキラ輝くメンバーの姿にファンの心は鷲掴みされっぱなしだ。

　MCでは「今日、私たちのこと楽しみにしていてくれたと思うんだけど。みなさんこれからも一緒に楽しんでいきましょう！」と佐々木舞香が呼びかけ。MC明けの「いらないツインテール」では“ぴんくえんじぇる”こと齋藤樹愛羅と齊藤なぎさが冒頭から観客を煽り、ファンは大喜び。それまでの可愛らしい姿からは予想できないクールな表情とのギャップで観客をさらに魅了し、メンバー全員の圧倒的な歌唱力の高さを見せつける。

　同曲の間奏では樹愛羅となぎさが拡声器でファンに呼びかける演出も。とくに樹愛羅は「樹愛羅先輩と呼べー！」と、最年少メンバーらしい一言を放ちファンを湧かせた。

拡声器でアピールする齊藤なぎさと齋藤樹愛羅。その声は客席にもしっかりと届いていた。

　続く「笑顔のレシピ」では再びイコラブらしいラブリーで爽やかなステージに。リーダーの山本杏奈が「私たちアイドルにとっての“笑顔のレシピ”はファンのみなさんです。いつも支えてくれてありがとう」と、この日のために詰めかけた大勢のファンに優しく微笑む。

　学生生活のエモーショナルで真っ直ぐな姿を切り取った「青春”サブリミナル”」では、切ない表情と笑顔を歌詞にマッチさせて表現するメンバーに注目が集まった。一人一人のソロパートを必死に応援するファンの姿も印象的だったことだろう。

　そしていかにも夏らしい「夏祭り恋慕う」のイントロが流れると、ファンは声をあげんばかりの勢いで大興奮。同曲のMVにて浴衣姿のメンバーの中に一人だけ白のワンピースで映るセンターの佐々木舞香が、このステージでも目を惹く。その佐々木は「みんなー！　今日はイコラブに恋、しちゃってね♡」とファンの心をノックアウトする一言を放ち、終盤のソロパートでは歌詞に合わせた切ない表情で観る者を魅了した。

ジャンプ一閃！　暑い夏にイコラブのパフォーマンスが映える。

　ステージの最後は「ラストいくぞ～！　HOT STAGE、過去最上“キュン”にアツくしちゃいましょ～！」という野口衣織の言葉で、メジャーデビュー曲の「=LOVE」を投下。髙松瞳がデビュー当時からの圧倒的なセンター力を見せつけた。間奏では「この夏はイコラブで決まりでしょ！」と再び野口が観客を煽り、最後の最後まで観客を盛り上げた。

　歌唱披露後には「デビュー日である9月6日に、5周年を記念するアニバーサリーフォトブックの発売が決定しました」と、山本杏奈がイコラブの更なる活躍を感じさせる情報を発表。メインステージのHOT STAGEで2日目のトリを務めたことへの感謝を伝えた。ステージの端から端まで懸命に手を振り、声をかける彼女たち。このファン思いな姿が圧倒的な人気の秘訣だろう。