乃木坂5期生・奥田いろは、走り高跳びの常識を覆す画期的な技で乃木坂記録を更新!

 その映像にはファンならずとも度肝を抜かれた競技関係者も多かったのではないだろうか。

 8月7日深夜に放送された「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、2月に加入した5期生による「5期生スポーツ女王No.1決定戦」の後半を実施。まずは走り高跳びから競技はスタートした。ここでハイレベルの争いが展開されたという。

 従来の記録は1期生の伊藤万理華と4期生の賀喜遥香が保持する115センチ。この数字は18歳女性の平均値にあたるそうで、普段からダンス等で激しく動いているアイドルだからと言って、記録が伸びるわけでもないようだ。

 そんな状況に風穴を開けたのが五百城茉央と奥田いろはの二人。身長166センチの五百城が好成績なのは当然として、157センチの奥田が乃木坂タイ記録の115センチをクリアしたのは驚くべき光景だったのではないだろうか。

「なにより注目すべきはその跳び方。五百城はバーに対して横向きにジャンプし、ガードレールをまたぐように片足ずつバーを乗り越える『またぎ跳び』を披露。対する奥田は正面からバーに向かって走り、ハードルのように飛び越える『正面跳び』だったのです」(アイドル誌ライター)

 しかも奥田の跳躍時には、バーが尋常ではない動きを見せていた。先行する右足を高く振り上げると、かかとはバーから1~2センチの超至近距離を通過。だが飛距離が足りず、大腿部の裏側でバーを上から押し込む形になっていた。

 ところが真下に押されたバーはその場で5センチほども沈み込み、その間に遅れてやってきた左足が通過。バーを押し下げていなかったらおそらく左足でバーを蹴っていたことだろう。

 しかも大きくたわんだバーは、反動で7~8センチも跳ね上がることに。普通ならそのまま落下しそうなものだが、真上に跳んだバーはそのままスタンドに落下し、見事にその場にとどまってみせたのだった。

「二人は乃木坂新記録となる120センチに挑戦。まずは五百城が見事にクリアし、次に挑戦した奥田はまたもやバーをたわませる跳び方で、同じようにクリアしてみせました。ここでは先ほどのジャンプよりもさらにバーが高く跳ね上がり、目測では15センチ以上もスタンドから離れていましたね。それでもバーが落ちなかったのですから、もはや奥田が何かを“持っている”のは明らかでしょう」(前出・アイドル誌ライター)

奥田の跳躍シーンなどは公式YouTubeチャンネルの「乃木坂配信中」で視聴可能だ。

 新記録達成の瞬間には、見守っていた他の5期生たちもこの日一番の歓声で大喜び。115センチ成功の際には目を大きく見開いていた菅原咲月が、120センチ成功ではぴょんぴょんと飛び跳ねていたのも印象的だった。

 その後、123センチへの挑戦では五百城が失敗するものの、奥田はまたもやバー接触跳躍法を成功させ、ついにこの競技で1位に。ロケVTRを見守っていたMCのバナナマンが「何、このバー!?」(設楽)、「なんで落ちないのアレ?」(日村)と驚いていたのも当然だろう。

 このように仲間たちやバナナマンを感心させた奥田の跳躍。その勢いにつられた5期生たちがさらに高みへと跳ねてくれることは間違いなさそうだ。

※トップ画像は「乃木坂46」公式ツイッター(@nogizaka46)より。