AKB48千葉恵里の初センター抜てき、決め手はやはり「性格の悪さ」だった?

 その態度はどうやら新世代のセンターにふさわしかったようだ。

 10月19日に発売されるAKB48の60thシングル「久しぶりのリップグロス」にて、初のセンターに抜てきされた千葉恵里。当初のコメントでは、初選抜に選ばれた茂木忍と佐藤綺星との3人で発表を受けたと説明していた。

 その様子が8月9日深夜放送の「AKB48、最近聞いたかも?~一緒になんかやってみませんか?~」(テレビ東京系)で明かされることに。どうやら7月30日に番組ロケとの名目で集合し、その場で伝えられていたようだ。

 初選抜が伝えられたデビュー11年目の茂木は涙を流し、17期研究生の佐藤は呆気にとられた表情に。そんな二人に対して3回目の選抜となる千葉は、なぜ一緒に呼ばれたのかがピンと来ていない様子だ。初のセンターが伝えられても、最初のうちは「私なんのために呼ばれたんだろう」と戸惑っていたことを明かしていた。

 しかしだんだんと実感がわいてきたのか、若干目を潤ませながら、「今まで先輩方に頼ってばっかだったので、AKBを引っ張って行かなきゃいけない、もっと引っ張って行かなきゃいけない存在、人にならなきゃいけない」との想いを口に。続けて「今のAKBを知らない方々にも『AKBいいね』って言ってもらえるように、頑張りたいと思います」との意気込みを、しっかりとした言葉で語っていた。その姿はAKB48のセンターという大役にふさわしかったのではないだろうか。

「そんな千葉に、番組Pが『千葉さんって泣くんすね。すごく気の強い人かと思ったよ』と軽口を叩くと、千葉はカメラに向かってパンチ! その素早い動きに番組Pも『うわ! こわ、怖っ!』とのけぞっていました。そんな気の強さこそ、今回のセンターに選ばれた理由の一つだったのかもしれません」(アイドル誌ライター)

左右に小栗有以と本田仁美を従えつつ、堂々たるセンターぶり。圧倒的なビジュアルの説得力を感じさせる一枚だ。トップ画像ともに千葉恵里公式ツイッター(@erii_20031027)より。

 その一方で、千葉のセンター抜てきを予言していた人物もいた。それは同番組のMCを務める、ひろゆきだ。ひろゆきは7月26日放送の同番組にて、伸びしろのあるメンバーの一人として千葉の名前をあげることに。その理由として「性格が悪いのと、顔の造形が良いっていう二つの要素がある」と評していたのである。

 その際に番組Pからセンター候補について問われると「千葉さんは全然可能性あると思いますよ」と断言。AKB48を知らない人が見た時に、可愛いかどうかについて性格や中身はどうでもよく「単純に見た目なので」という理由だった。

「実は今回、千葉のセンター抜てきを発表した所属事務所のスタッフは『圧倒的なルックスと、ギャップのキャラクター』と評していました。そのギャップが具体的に何なのかは説明しませんでしたが、これぞひろゆきが言っていた“性格の悪さ”なのかもしれません。もっとも生き馬の目を抜く芸能界において《性格が悪い》は決して悪口ではなく、むしろ強みとさえ言えるはず。今回のセンター抜てきで、ひろゆきの見立てが正しかったことが証明される形となったのです」(前出・アイドル誌ライター)

 番組Pは公式ツイッターにて「運営さんの選出理由コメントが、ひろゆきさん予想と、一緒!笑」と明かしており、事務所側もやはり性格の悪さを認めていた様子。どうやら千葉のセンター就任で、AKB48に新たなダークヒロインが誕生したのかもしれない。