NGT48が示した現在と未来!1stライブツアー「未完成の未来」東京公演レポ

 NGT48がグループ初のツアーで現在のすべて、そして未来への期待を見せてくれた!  4都市の会場が発表されているNGT48の1stライブツアー「未完成の未来」。8月19日には東京公演が渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開催された。その昼の部をレポートする。

 3階建てのステージセットには大型のスクリーンが3面用意され、おなじみのオーバーチュアが流れると会場を埋め尽くしたファンがペンライトを振り、客席全体がNGT48のイメージカラーである赤と白に輝いていた。

 すると中央のスクリーンに映し出された時計が朝6時を示し、朝日の映像をバックにメンバーたちが登場。スクリーンには名前と共に一人一人が大映しとなり、各メンバーに対して大きな歓声があがる。

「渋谷なんでアゲーッで行きましょう!」との掛け声とともに、7thシングルの「ポンコツな君が好きだ」でライブはスタート。2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」を挟み、時計が夕方の5時を示すとデビューシングルの「青春時計」を披露だ。

3階建てのセットをフルに活用しての華麗なステージ。

中井りか、小越春花、本間日陽(左から)。

 そして時計が深夜2時を示すと、「しそうでしないキス」のMVがスクリーンに映し出された。ツアータイトルでもある1stアルバム「未完成の未来」のリード曲であり、同アルバムを引っ提げて今回のツアーに臨むNGT48の現在を象徴する曲と言えるだろう。

 ここまでの4曲をメンバー全員(※3期生除く)でパフォーマンスし、1回目のMCタイムに。中井りか、本間日陽、藤崎未夢、小越春花の4人で初ツアーや東京公演に臨む意気込みを口にした。

 MC明けの「空き缶パンク」では清司麗菜、安藤千伽奈、大塚七海、古舘葵、諸橋姫向の5人の“ダンス選抜”が黒い衣装で、諸橋が振り付けをしたダンスパフォーマンスを披露し、続く「僕の涙は流れない」では一転して白いドレス風の衣装が目に麗しい。

 3rdシングル「春はどこから来るのか?」ではセンターを務める本間が導入のトークを務め、5thシングル「シャーベットピンク」ではセンターの藤崎が浴衣姿で「夏祭り気分になって騒いでいくぞーっ!」と声を掛け、浴衣姿のメンバーたちでステージはお祭り騒ぎ。途中で西潟茉莉奈が「浴衣を脱いで、海に行くぞーっ!」とシャウトし、水着風の衣装で会場は一気に夏気分に包まれた。

 どうやらこのブロックは新潟の春夏秋冬をイメージしている様子。スクリーンが秋模様になるとステージには和太鼓が現れ、「君はどこにいる?」に合わせて小熊倫実が和太鼓の腕前を披露だ。そして冬になると小越春花が雪の“はるか村”で小芝居を見せることに。「みんな大好きなこの曲を聴けば、みんなポカポカになるよ。だっけさ〜」と新潟弁交じりの曲振りから、グループ初のオリジナル楽曲である「Maxとき315号」をドロップ。ライブ序盤の大盛り上がりを見せていた。

メンバー20名が一斉にジャンプ!

息の合ったダンスでチームワークを見せる。

冬をイメージする映像と共に「Maxとき315号」をパフォーマンス。

 迎えたMCタイムではメンバーが口々に「アゲーッ!」と、東京・渋谷での公演に興奮している様子。小越は先ほどの小芝居でも披露した“デビルのものまね”をリプレーし、背後の中井が生暖かい視線で見守っていた。ちなみに「だっけさ」では今年の流行語大賞を狙っているという。

 まずは地元凱旋となった東京出身の古舘葵の弾き語りで「ぎこちない通学電車」を披露すると、ここからは1stアルバム「未完成の未来」収録曲を次々と披露。ユニットCloudyCloudyの「片想いのままじゃ終われない」では女子力高めの可愛らしさが全開だ。

 本間はソロ曲の「好きなんて…」を朗々と歌い上げ、そのまま本間も入って1期生曲の「昨日よりも今日 今日よりも明日」に突入。「どうしようもないこと」では透過型スクリーンの後ろにドラフト3期生が並び、スクリーンに映し出された映像とシンクロしたパフォーマンスを見せてくれた。

 そして2期生曲の「自然渋滞」では黒衣装でダンスと殺陣が入り混じったような派手なアクションで観客を魅了。期別のパフォーマンスでNGT48が持つ層の厚さを見せてくれた。

「ぎこちない通学電車」では古舘葵の弾き語りをメンバーが見守った。

 続くMCタイムでは、7月に加入したばかりの3期生から磯部瑠紅、北村優羽、鈴木凛々花、長谷朱桃の4人が初々しいTシャツ姿で登場。そのフレッシュさに中井はさっそく「ピチピチで腹立たしいわ」と毒づき、2008年生まれで中二の鈴木には「さっき生まれたんじゃん!」と目を丸くして驚いていた。

 その一方で長谷は中井のファンということで、長谷の肩を抱きながら「世界で一番好きです」と言わせると「ほら見ろ!」と中井はドヤ顔。さらには「今後、私はこの子を贔屓していきたいと思います」と、えこひいきを宣言していた。

 ここからはNGT48が誇る部活動の勧誘コーナーに突入。まずは藤崎が「部員が一人だけ」というキャンプ部に始まり、農業部、ゴルフ部、信越そば部、らーめん部、スイーツ部、軽音部、ラジオ部、カメラ部と10種類の部活動を紹介。それぞれテレビ番組やラジオ番組、YouTube配信など活発に活動しており、全11名の3期生たちはどの部活動を選ぶのかに悩んでいることだろう。

軽音楽部のメンバーが楽器を手に歌唱する場面も。

 ライブ本編に戻ると、3期生の4人で「あとで」をフレッシュさ満点で歌唱。入れ替わりで入ってきた先輩メンバーで華麗なダンスが特徴の「Awesome」を披露すると、そのまま全員で「友達でいましょう」「世界の人へ」「絶望の後で」「心に太陽」の4曲をメドレーで歌ってみせた。

 気が付けばライブはすでに終盤。3期生メンバーによる抽選コーナーを挟んで、ラストの「みどりと森の運動公園」で本編は幕を閉じた。

 すかさず観客からはアンコールを求める拍手が鳴り響き、リクエストに応えて登場したメンバーは3期生も含めた全員で「Soft Serve」をドロップ。3期生がハケて「ナニカガイル」でアンコールを終えると、さらなるリクエストに応じて代表曲の「NGT48」をパフォーマンスし、全26曲に及ぶ公演はフィニッシュを迎えた。

ラストを締めた曲は「NGT48」。色違いのピンクのスカートが3期生だ。

 これまでも東京では何度か単独公演を行ってきたものの、今回の東京公演は2020年1月の選抜メンバーコンサートから2年7カ月ぶり。フルメンバーでは2018年1月以来、実に4年7カ月ぶりとあって、メンバーもファンもフレッシュな気持ちで臨んだことだろう。

 持ち曲のほぼすべてを披露し、NGT48の現在を余すところなく表現してみせた今回の1stツアー東京公演。9月の埼玉公演と10月の千葉公演を終えた暁には、大きく成長したメンバーたちが「未完成の未来」を一歩、完成へと近づけてくれることだろう。

【NGT48 東京公演 昼の部 セットリスト】

M00. Overture
M01. ポンコツな君が好きだ
M02. 世界はどこまで青空なのか?
M03. 青春時計
M04. しそうでしないキス
M05. 空き缶パンク
M06. 僕の涙は流れない
M07. 春はどこから来るのか?
M08. シャーベットピンク
M09. 君はどこにいる?
M10. Maxとき315号
M11. ぎこちない通学電車
M12. 片想いのままじゃ終われない
M13. 好きなんて…
M14. 昨日よりも今日 今日よりも明日
M15. どうしようもないこと
M16. 自然渋滞
M17. あとで
M18. Awesome
M19. 友達でいましょう
M20. 世界の人へ
M21. 絶望の後で
M22. 心に太陽
M23. みどりと森の運動公園
EN1. Soft Serve
EN2. ナニカガイル
EN3. NGT48