被害に遭っているのは彼女だけではないようだ。
藤田ニコルが8月22日、いわゆる「バストトップ警察」と呼ばれるネットユーザーに対する注意喚起のツイートを投下した。
ニコルはオフショット動画などでバストトップが見えていると言われることを指摘し、「撮影でインナー着ないで撮影するわけないでしょ!」と反論。スカートの中にもインナーを履いており、トップスでも同様に隠しているので、バストトップが見えるはずがないと強調だ。
その上で「現実みな!気持ち悪い!」と魂の叫びを投下。約30分後には「久しぶりに暴言吐いてしまったし言葉選びも中々悪い」と反省の弁を綴るも、「いや、消さなくていっか」と宣言。最初のツイートには6万件、続くツイートにも3万件のいいねがついていたのである。
「ニコルが『乳首探し変態野郎!』と強い言葉で批判したのは、いわゆる“乳首警察”と呼ばれる連中のこと。彼らは女性芸能人の画像や映像で、少しでもバストトップっぽく見えるものがあると、すぐに指摘して回るのです。その類型に“乳輪警察”があり、こちらは主にグラドルがターゲット。水着の胸元に少しでも色の濃い部分が見えると、バストの輪っかが見えたと大喜びし、指摘して回る連中です」(グラビア誌ライター)
しかしニコルが説明した通り女性芸能人の場合、不注意でバストトップや輪っかが見えることなどありえないのが現実。そもそも素肌に直接衣装を着ることはなく、バストトップ用のシールを張っていたり、透明なヌーブラなどでカバーしているのである。
またメディアに掲載される画像や動画は何重ものチェックを経ており、怪しく見える陰などはたとえバストトップや輪っかそのものでなくても修正される。間違っても見えてはいけない部分が世に出るようなことはないのだ。
「ただ何事にも例外はあるもの。さすがにバストトップや輪っかの本体がバレる(見えてしまう)ことはないものの、トップを隠すシールのニップレスが見えてしまうケースはごくたまにあります。おもに動画ですが、動きのなかで一瞬だけシールが見えては隠れることがあり、複数回のチェックをすり抜けてしまうのです」(前出・グラビア誌ライター)
つまり<シールバレ>は有り得るということか。それでも裏を返せば<バストトップバレ>や<輪っかバレ>は有り得ないというわけだ。
なお、タレントによってはわざとバストトップの存在が分かるようなグラビアを披露するケースもあるが、バストトップが見え隠れしている時点で、そのグラビアは<そういう見せ方>をしていることになる。
「バストトップ警察は、見えるはずのないものが自分だけには見えていると信じており、悦に入っているのでしょう。放っておこうにもツイッターでリプを飛ばされたりすると、嫌でも目に入ってくるというもの。これも立派なハラスメントであることを自覚しないと、バストトップ警察たちもそのうち痛い目を見ることになるかもしれません」(前出・グラビア誌ライター)
ともあれ「もしかしたら…」などと期待するのはまったくの無駄であることを、覚えておいていただきたいところだろう。