さすがに故意ではなかったと思いたいところだ。
8月29日~31日に東京の神宮球場で開催された乃木坂46の「真夏の全国ツアー2022」東京公演にて、2日連続で事故が発生。ファンを心配させている。
初日の29日には4期生の掛橋沙耶香が一塁側ベンチ上に設けられたステージから転落。約2mを落下して救急車で搬送されたものの、軽傷で意識もはっきりしているという。
また30日の公演ではアンコール中に、3期生で副キャプテンの梅澤美波が転倒。かなり豪快に転んでいたそうで、その瞬間を目撃した観客はザワついていたという。こちらはそのままライブが続行されていたものの、いずれも雨の影響が懸念されているようだ。
「乃木坂46にとっては聖地とも言える神宮球場ですが、同所での公演では毎回のように雨に悩まされています。過去の公演では開催時期が梅雨時期にドンピシャでしたし、今年は初日公演に続いて2日目も開演前から雨が激しく降っており、ステージ上には水たまりができたほどでした」(アイドル誌ライター)
雨にたたられがちな神宮球場のライブでは以前から、メンバーが足を滑らせるシーンも少なくない。なかでも語り草なのが、もはや“コケ芸”で知られるキャプテンの秋元真夏が派手にスッ転んだ2016年のコンサートだという。
この時は終盤で、横一列に並んだメンバーが手を挙げた瞬間に花火が打ち上がるという演出が用意されていたた。秋元はその大事な場面で見事にスッ転んでしまい、ほぼすべての観客にそのコケ芸を目撃されていたのである。
その秋元、2015年の神宮球場ライブでは「マネキン」の歌唱中に広げた足を滑らして転倒。ほかにも選抜メンバーを発表している最中や、番組企画での登山中にも転ぶなど、あまりに転ぶ回数が多いことから、メンバーやファンの間では<わざと転んでいる説>が定着しているほどだ。
「それもあって副キャプテンの梅澤には、キャプテンの芸を継承しているのではと噂も立っています。もっとも梅澤は生真面目な性格ですし、今回の転倒では明らかに痛そうな転び方だったようですから、“秋元劇場”ならぬ“梅澤劇場”の可能性は小さそう。ただ秋元の卒業が近いとの予想が広がるなか、特技の継承が怪しまれるのも無理はなさそうです」(前出・アイドル誌ライター)
梅澤はキャラ的にコケ芸をするタイプではなさそうだが、コケ芸には場を和ます効果もある。そのうちお試しでチャレンジする場面もあったりして?
(本多ヒロシ)