5期生が齋藤飛鳥を変えた?舞台裏の動画で垣間見せた意外な表情とは

 乃木坂46の齋藤飛鳥が、意外な一面を垣間見せてくれたようだ。

 8月31日に幕を閉じた「乃木坂46 真夏の全国ツアー 2022」。公式YouTubeチャンネルの「乃木坂配信中」では9月2日、大阪公演のステージ裏でマネージャーがメンバーたちを撮影して回った「真夏の全国ツアー2022・大阪公演の裏側に潜入!」との動画を公開した。

 その動画には、齋藤が加入半年の5期生と仲良さそうにじゃれ合う様子も収録。その姿にファンが新鮮な驚きを抱いているようだ。

「齋藤は一人を好むタイプで、楽屋でみんながワイワイ盛り上がっていても、ひとり離れて部屋の片隅にいることも少なくありません。その性格ゆえ先輩との距離を縮めたい後輩たちにとっては、どう絡んでいいのかが難しい存在でもあります。それでも最近は自分からメンバーの輪に入っていく機会も増えたようで、後輩にイジられる場面も見られるようになってきました」(アイドル誌ライター)

 大阪公演の楽屋動画では、5期生の池田瑛紗がスマホで齋藤を撮影する様子が収められている。池田はニコニコしながら至近距離でカメラを連射。手を伸ばせば届くほどの至近距離で撮影しており、困惑気味の齋藤はボソッと「近いな」との言葉を漏らしていた。

 すると池田は「近いんですけど、顔が小っちゃすぎてずっと遠くにいるみたいな」と、彼女らしい独特な表現で説明。これには齋藤も「すげえイジッてんな」と呆れつつも表情は笑顔だ。

 齋藤から「画面見てないよね?」とツッコまれるも、ひるまず「素晴らしく可愛いです」と真顔で感想を口にする池田。こんなやり取りが繰り広げられること自体、齋藤が後輩との距離を詰めている証拠ではないだろうか。

「撮影が終わってホッとしたのもつかの間。今度は菅原咲月と一ノ瀬美空の二人が近づいてきて、声を合わせて『ポニーテール、可愛かったです!』と齋藤の美しさを褒め称えていました。そんな5期生のピュアさにすっかりテレてしまっていた齋藤。2月に加入したばかりの5期生でもこんなに絡みやすい空気を醸し出していれば、グループ内の空気も自然と良くなることでしょう」(前出・アイドル誌ライター)

齋藤飛鳥と5期生のやり取りを垣間見られる「大阪公演の裏側に潜入!」。YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」より。

 後輩からの尊敬、もしくはイジりにも応じていた齋藤。最近は自分から後輩に歩み寄る姿も目立っており、4期生の遠藤さくらや賀喜遥香がセンターに抜擢された際にプレッシャーから涙を流していた時には、自ら駆け寄って慰めたり、相談に乗るという後輩想いな姿も見せていた。

 乃木坂46が結成された当初、齋藤はグループで最年少の13歳。周りの1期生はお姉さんばかりで、同期とは言え先輩に接しているような気持ちだったことだろう。

 そんな経験からなのか、先輩がいないはずの1期生でありながら齋藤は、4期生や5期生など若い後輩の気持ちも理解できる様子。古参ファンはかつての姿からの変化に驚いているようだが、彼女にとってはごく自然な変化なのかもしれない。

(石田安竹)