25歳にしてまだ、大人の世界には染まっていなかったようだ。
トークバラエティ番組の「キョコロヒー」（テレビ朝日系）がこれまでの水曜深夜1時台から、月曜の23時台に昇格。10月3日には枠移動後で最初の放送が行われた。
同番組では日向坂46の齊藤京子とピン芸人のヒコロヒーのちぐはぐコンビが織りなすズレたトークが見どころのひとつ。そんな二人が交わしたトークに、齊藤のファンが大喜びする場面があったという。
番組では冒頭で、人気企画「質問の達人」を開催。スタジオに謎の人物が登場し、齊藤とヒコロヒーが最大10個の質問でその人物が何者なのかを当てるというクイズ形式のゲームだ。今回の男性は「月に約8000個何かを積む人」とのことで、その職業がクイズとして出題された。
二人からはおもちゃやティッシュ、トイレットパーパーやレンガなどいろいろな候補があがるものの、いずれも不正解。なかなか正解にたどり着かないことから、ヒントとして男性が被っている帽子のロゴが明かされると、そこには「KABUKI＆CHO.」（歌舞伎町）と書かれていたのだった。
東京・新宿の歌舞伎町と言えば日本を代表する歓楽街。そこで毎晩のように積まれているものはと言えば？ という大ヒントで、ヒコロヒーは正解にたどり着いていた様子だ。ここで齊藤が見せたリアクションに、ファンは注目したのである。
「齊藤は途方に暮れた表情で『全然分からない…』とボソリ。それに対してヒコロヒーが分かったと言わんばかりの表情で『ドンペリ!?』と口走ると、齊藤は真顔のままで『ドンペリって何ですか？』と訊ねていたのです。ヒコロヒーが『ドン・ペリニヨン』と正式名称を口にするも、齊藤はもう一度『ドンペリって何ですか？』と、まったく同じフレーズで質問。どうやら彼女は本気で、高級シャンパンの『ドンペリ』を知らなかったようですね」（前出・アイドル誌ライター）
ここでヒコロヒーがシャンパングラスを手でゆらゆらさせる仕草を見せると、齊藤もようやく分かったのか「シャンパンタワー？」と発言。それが実は正解だったのだ。
ドンペリは知らなくてもシャンパンタワーは知っていた齊藤。というのも彼女は以前からテーブルクロス引きを特技の一つとしており、なかでもシャンパンタワーを立ててテーブルクロスを引くという超高難度な技にいつかは挑戦したいとブログなどでも公言していたのである。
正解判明後、シャンパンタワーでのテーブルクロス引きに挑戦した齊藤京子。その結果はTVerなどの見逃し配信で確認したい。「キョコロヒー」公式ツイッター（@kyoccorohee）より。
「そんな齊藤がドンペリを知らなかったのは、シャンパンが普通に抜かれるようなお店に足を運んでいないことの証拠だと言えそうです。25歳の大人ですからお酒のある店に遊びに行ってもおかしくなさそうですが、昨年4月28日の放送回で番組スタッフからお酒を飲んだ時にどうなるかを訊かれた際には『私、お酒まったく本当に飲まなくて』と答えていたもの。どうやらドンペリとは無縁の生活を送っているようです」（前出・アイドル誌ライター）
酒を飲まず、酒を置いてある店にも縁のなさそうな齊藤。決してアイドルが酒を飲んでいけないわけではないものの、ファンとしては<京子のドンペリ知らず>はポジティブな情報として受け止められたに違いないことだろう。
