久間田琳加、主演ドラマ「青春シンデレラ」の記者会見で「17歳の制服姿」を披露!

 21歳の人気モデルが現役女子高生さながらの制服姿で魅せてくれた。

 モデルの久間田琳加が、10月16日にスタートするドラマ「青春シンデレラ」(ABC)の記者会見に出席。29歳から17歳の女子高生時代にタイムスリップしてしまう主役の萩野紫苑に扮した姿を垣間見せてくれた。本作は2020年の初主演ドラマ「マリーミー!」(同)に続き、久間田にとって2作目の主演ドラマとなる。

 久間田が演じる紫苑は、29歳のビューティーコンサルタント。17歳の時に喫した屈辱的な失恋を乗り越え、新しい自分に生まれ変わった手ごたえを感じつつも、実は12年前のトラウマを心に抱え、恋とは無縁の生活を送ってきたという役柄だ。

 記者会見では最初、29歳時の衣装で登場。黒の半袖シャツにデニム生地のオーバーオールを合わせており、2022年のトレンドをしっかりと反映したいかにも現役モデルらしいコーデとなっていた。

 それが会見の後半では、打って変わって17歳の女子高生に変身。こちらも現役感あふれる制服姿を見せており、タイムスリップをテーマにした本ドラマの主役に久間田がぴったりハマっていることを実感させてくれた。

 会見前半ではビューティーコンサルタントの制服に身を包み、凛とした大人な雰囲気を放っていた久間田。本作で着用しているのは、資生堂の美容部員が実際に着ている制服だという。

 制服の印象を問われると、メイクの研究のために現役のビューティーコンサルタントに話を聞きに行ったと明かしつつ、「この制服を身にまとうとそこの世界観に入ったような感じがします」と嬉しそうにコメント。普段はガーリーなスタイルが多いそうで、大人の雰囲気をまとった久間田の美容部員姿に注目したいところだ。

29歳のビューティーコンサルタント姿で登場した久間田。

 後半では、ピュアで初々しさを感じさせる女子高生の可愛らしい制服姿にお着替え。役作りで気を付けている点として、17歳の地味な紫苑を演じる時には、抵抗感を抱きつつも勇気を振りしぼり、ほぼすっぴんで撮影に挑んでいるという。

 女子高制服にもこだわりがあり、白ブラウスの代わりにデニムシャツを合わせているのがポイント。あらためて説明されるとデニムシャツとリボンの取り合わせが不思議に感じるものの、久間田が着こなしているとおしゃれ制服に見えてくるところはさすがと言うべきか。

 共演の本田響矢は、すっぴんの紫苑とメイクをした紫苑の両方と演技していることから、その違いがとても印象的だったとコメント。地味で冴えなかった17歳の紫苑が、メイクの力で洗礼された大人の外見へと成長していく姿にも注目したいところだ。

 紫苑と自分の共通点については「私も紫苑と同じでメイクが大好き」と前置きしつつ、「メイクでなりたい自分になって、楽しみながら前向きな気持ちになる紫苑の気持ちがとてもよく分かります」と説明。その上で「まっすぐでひたむきで、歳を重ねるにつれて見過ごす力もついてしまい、見て見ぬふりもできるけど、どんなことにもまっすぐ立ち向かう。そんな紫苑が魅力的でした」と、キャラの魅力を熱弁していた。久間田自身も熱心なメイクの研究家であり、美容のためには努力を惜しまないタイプ。どうやら主役の紫苑とはパーソナリティがマッチしているようだ。

メイク術を覚えたことですっかり垢抜けた17歳の紫苑。制服がばっちり似合っている!

 同名の少女マンガを原作とする本ドラマでは、全女性の乙女心をくすぐる数多くの胸キュンシーンも大きな見どころ。その撮影現場について久間田は、「長谷川くんのSなところや近距離での撮影では本当にドキドキしてしまい」と明かしつつ、「本番で緊張しないために二人で何度か練習を繰り返しました」との裏話を披露だ。

 見どころについては「『あの時こうしていたら未来が変わっていたかもしれない』と思うことは、誰にでもあると思います」と説明。そんな過去の経験や、その時に選んだ道があるからこそ「今の自分があるんだと思えるように、みなさんの背中を押せるような作品になったら嬉しいです」と意気込んだ。

萩野紫苑役の久間田琳加と、長谷川颯真役の本田響矢。

【ドラマ「青春シンデレラ」】
ABCテレビ 10月16日スタート 日曜深夜0時25分
テレビ神奈川 10月17日スタート 月曜深夜1時30分
※ほか地域でも放送予定

ABCオンデマンド、TVer、GYAOで見逃し放送あり

(取材:高梨悠/撮影:Issey Nakanishi)