新垣結衣の「メルティーキッス」北海道限定音声CMが解禁、道産子がなまら感心したポイントとは!

 沖縄出身の新垣結衣が、初めての北海道弁に挑戦だ。

 冬季限定チョコレートの明治「メルティーキッス」にて、「メルティーキッスプレミアムショコラ/フルーティー濃いちご/初摘み濃抹茶」の3品が全国に先駆けて、10月11日から北海道で先行発売(全国発売は10月25日に開始)。その北海道限定音声CMがこのたび解禁された。

 その音声CMでは新垣が「北海道のみなさんに、なまら美味しい雪のようなくちどけ、メルティーキッスを一足早くお届け」とアピール。「したっけ、コート着てチョコレート買いに行こ? 一緒に食べるべ」と、3種類の北海道弁を織り交ぜながら呼びかけている。

 音声CMでの北海道弁は初めてという新垣は、独特の発音やイントネーションに違和感が出ないように何度も練習を重ねて、本番に挑んだとか。“なまら”は「とても」、“したっけ”は「それじゃあ」といった意味で、語尾の「~~べ」を含めて道産子のあいだでは日常的に使われている言葉だ。

 その新垣は放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて、北海道の英雄・大泉洋と共演。撮影時期から考えて大泉に北海道弁のアドバイスを受けたことはなさそうだが、今回のCMでは大泉も納得の発音をこなせていたようだ。

「何が驚いたって『なまら』の発音が完璧だったこと。道産子の発音では途中に小さな『ん』が入り、『なんまら』っぽくなります。おそらく北海道弁話者が方言指導したのだと思われますが、北海道ロケの経験も多いからなのか、新垣が着実にこなしてくれたのは実に嬉しいところですね」(道産子ライター)

CM撮影ではスタジオ内に雪を再現していた。

 そんな音声CMに加えて、グラフィック広告にも注目ポイントがあった。公開されたインタビュー映像では、「コート着て、チョコレート買いに行こ。」篇のCMで着用しているコートについて言及。それはメルティーキッスオリジナルのダッフルコートであり、セーターも併せて今回の撮影のためだけに作られたのだという。

 そのコートを着て出かけたいところを問われると「それはもうメルティーキスを買いに行きます!」と模範解答を繰り出しつつ、「行きがけ帰りがけに散歩とかもしたいですね」と明かしていた新垣。そのコートにはもう一つ、ちょっとした秘密がありそうだ。

「コートの色使いはクリスマスカラーっぽくも見えますが、今回発売された3種類の味に使われている“ショコラ”“いちご”“濃抹茶”の色をモチーフにしているようにも見えるのです。だからこそこのダッフルコートを着ると、新垣が言う通り、メルティーキッスを買いに行きたくなるのかもしれませんね」(前出・道産子ライター)

北海道で先行発売された3種類のメルティーキッス。この色がダッフルコートに反映されていたのかも?

 北海道の思い出として新垣は「ここは自分の知っている日本なのかなと思うくらいに素晴らしいダイナミックが景色が広がっていたりして」とコメント。「そういう景色にいつも癒されたり感動したりしています。北海道、いつもお世話になっています」と感謝の言葉を口にしていた。

 そんな北海道の景色にもぴったりのメルティーキッス。道外のファンも早く、メルティーキッスの新しい広告を見たいことだろう。

今年30周年のメルティーキッス。新垣は2011年からCMに出演している。