齊藤京子、日向坂46の新曲をアピールしたらたしなめられた!

 物事にはやはりTPOというものがあるようだ。

 日向坂46の齊藤京子が、街ロケで最新シングルをアピールするも、その行為をたしなめられる場面があったという。

 11月7日放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では、齊藤たっての願いにより、大昔から尊敬しているという芸人・狩野英孝との街ロケに挑戦。「渋谷や原宿などの人気スポットを巡るロケ」をしたいという齊藤の要望に応えて、東京・巣鴨地蔵通商店街でロケをしてきた模様が放送された。

「ロケVTRが始まるや否や、スタジオトークで齊藤は『原宿じゃない』と不満顔。『渋谷や原宿など』と語った“など”の部分が番組側に取り上げられたと指摘していました。ちなみに巣鴨地蔵通商店街は“おばあちゃんの原宿”という異名でも知られている人気スポットで、どうやら番組側では原宿感を醸し出したつもりだったようです」(アイドル誌ライター)

 そんな巣鴨ロケだが、同行した狩野は若手時代に住んでいたとのことで、すっかり慣れた様子。大福など巣鴨名物を扱う店を次々と訪れては、街行く人々にも気軽に声を掛け、万全の街ロケをこなしていたのだった。

 そんな姿に触発されたのか、齊藤もふだんふれあうファンたちとは属性が大きく異なる同商店街の買い物客に積極的に話しかけることに。しかし勝手が違う点は否めなかったという。

「ロケ後半では妙齢の女性3人組に取材。狩野と女性たちの会話が弾むなか、齊藤はおもむろに『日向坂46に所属してるんですけど、新曲も出ますので、よかったら聴いてください』と切り込むことに。その意気やよしかと思われましたが、VTRを見ていたヒコロヒーは『そういうことじゃないよ、ふれあいって』と齊藤のふるまいをたしなめていたのです」(前出・アイドル誌ライター)

狩野英孝との二人で初ロケに挑戦した齊藤京子。「キョコロヒー」公式ツイッター(@kyoccorohee)より。

 たしかにヒコロヒーの指摘ももっともだ。街ロケではあくまで道行く一般人が主役。この日も狩野は高齢のご夫婦から仕事や夫婦仲の秘訣を聞き出そうとしたり、女性の買い物客にはおすすめの食について尋ねていたりした。

 そのなかで自分たちのシングルをゴリ押ししていた齊藤のふるまいは決して「ふれあい」とは言えなかったのかもしれない。

「そんな齊藤も、ロケ中に偶然おひさま(日向坂46ファン)に遭遇した時は、ごく自然にファンとのふれあいを実践していました。ここでも最新シングルをアピールしていましたが、ファン相手には『月と星が踊るMidnight』というタイトルを口にしていた一方で、高齢の女性3人組には『新曲』とのみ説明しており、相手によって伝え方を変えることはできていたようです」(前出・アイドル誌ライター)

 その調子で尊敬する狩野との街ロケを重ねていけば、齊藤もロケ上手に成長できるのかもしれない。