その話題を真に受けても大丈夫か、それとも禁断のネタなのか。視聴者としても判断に迷うところだったのではないだろうか。
11月14日放送の「キョコロヒー」(テレビ朝日系)では蛙亭イワクラをゲストに、「普段我慢してる妄想セリフ」を実際に口にしてみる企画を開催。そのなかで日向坂46の齊藤京子が“ネタ振り”にも受け取れる昔話を披露した。
番組ではイワクラが、小学生の時に天然パーマだったことから「大仏」というあだ名をつけられていたことを告白。今でも夢に見るほど強烈なエピソードだそうで、その悪口を言ってきた相手には今でも「おもんない!」と言い返してやりたいという。
すると齊藤も、学生時代に不本意だったあだ名について告白。それは「サイトウキョウコ」という名前を「サイキョウトウコ」に組み替えるというものだ。そのあだ名について「ほんとに面白くないじゃないですか。だからそれこそ私も『はい、面白くない!』って言いたいですね」と、当時にタイムリープして反撃したいと明かしていた。
「このエピソードにがぜん、色めきだったのがきょんこいず(齊藤京子ファンの総称)たちです。日向坂46では現在、齊藤がセンターを務める8thシングル『月と星が踊るMidnight』のオンラインミート&グリート(個別トーク会)を開催中で、絶好のネタが投下されたと喜んでいるきょんこいずも少なくありません」(アイドル誌ライター)
日向坂46のミーグリは1回につき約10秒、メンバーとオンラインで会話を楽しめる。その短時間でファンは、いかにインパクトを残せるかを思案しており、直近のテレビやラジオでメンバーが口にした発言は絶好のネタだ。
そうなると齊藤ファンのなかには「サイキョウトウコ」と呼び掛けて、彼女の反応を見たいというアイデアが思い浮かぶ人が現れるのも無理のないところだ。ただその考えはあまりにもリスクが高いというのである。
「ひとつには、齊藤がそのあだ名を『ほんとに面白くない』と断じていたことから、不発に終わってしまう恐れがあること。もうひとつは全国放送で明かされた話題なので、多くのファンが同じように『サイキョウトウコ』と呼び掛けてしまい、齊藤自身が飽きてしまう可能性です。いずれにしても今回、齊藤がネタ振りをしたと受け止めるのは、いささか危険かもしれません」(前出・アイドル誌ライター)
果たして齊藤は来たるミーグリのことまで考えて、今回のネタを口にしたのか。直近のミーグリは11月19日に予定されているが、当該回が当選したファンは実際に「サイキョウトウコ」と呼び掛けていいのかどうか、当日まで悩みに悩むことになりそうだ。