あいみょんの朝ドラ主題歌決定で気になる「三浦大知の紅白出場はどうなるのか」問題!

 ついに朝ドラ歌手に決定だ。2023年度上期に放送されるNHK連続テレビ小説「らんまん」の主題歌を、あいみょんが担当することが発表された。

 NHKから公開された動画であいみょんは、ツアーで沖縄を回っているときにオファーを受けたと告白。今年の「AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”」では6月18~19日に沖縄公演が行われたことから、オファーから5カ月も経ってようやく公表できたことになる。

 今回の朝ドラ主題歌決定で、世間からは早くも来年末に行われる「第74回NHK紅白歌合戦」にあいみょんが内々定したとの声もあがることに。今年の紅白ですら出場者全員が発表されていない段階での予想は早すぎるものの、紅白ではこのところ毎年のように朝ドラ主題歌の担当アーティストが選出されており、あいみょん出場は十分に根拠のある予想だと言えそうだ。

「昨年の第72回には『カムカムエヴリバディ』の主題歌『アルデバラン』を歌ったAIと、『おかえりモネ』の『なないろ』を担当したBUMP OF CHICKENが出場。同様に71回では『エール』のGReeeeNが、第70回では『スカーレット』のSuperflyが、そして第69回では『半分、青い。』の星野源がそれぞれ出場を果たしています。このように朝ドラ主題歌を担当した歌手の紅白出場は、もはや既定路線と言える状況です」(音楽ライター)

 その一方で今年の第73回紅白歌合戦では、例年通りであればそろそろ出場者の発表があるはず。すでに「緑黄色社会」に加えて韓流グループの「IVE」や「LE SSERAFIM」の内定が伝えられているが、そのなかでとある大物アーティストの動向に注目が集まっているというである。

「それは三浦大知が出場するかどうかです。彼は2022年度前期のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』にて、主題歌の『燦燦』を担当。同局の『あさいち』や『SONGS』でも披露していました。しかし肝心の作品が史上最悪の朝ドラとして大炎上したのは記憶に新しいところ。紅白で恒例の朝ドラコラボも今年はやらないとの公算が強く、果たして『燦燦』で紅白に出場できるかどうかも微妙だというのです」(前出・音楽ライター)

 三浦が今年リリースしたシングルは「燦燦」の1作品のみ。紅白では当該年の作品しか歌えないという決まりはないものの、このタイミングで「ちむどんどん」の主題歌を歌うのは、なんとも間の悪い話かもしれない。

「ちむどんどん」のサントラは3作品リリースされているが、いずれも「燦燦」は収録されていないので要注意だ。

 ただ11月10日放送の「ベストヒット歌謡祭2022」(日本テレビ系)では、合唱団と共に「燦燦」を熱唱。テレビ誌の「ザテレビジョン」による「第113回ザテレビジョン・ドラマアカデミー賞」(2022年7~9月放送ドラマが対象)では「燦燦」がドラマソング賞に選ばれている。

「三浦ファンに限らず朝ドラファンのあいだでも『燦燦は何も悪くない』との評価が支配的。そもそも今年は沖縄の本土復帰50周年であり、沖縄出身の三浦が亡き祖母のことを想って作った『燦燦』を紅白で歌うことには大きな意義があります。ここはぜひ、ドラマの評価と主題歌の評価は別物であることを、NHK側にも示してほしいものです」(前出・音楽ライター)

 2017~2019年に3年連続出場を果たすも、その後は紅白から遠ざかっている三浦。ここはぜひ3年ぶりの紅白出場にて「大丈夫 ほら 見ていて」と高らかに歌いあげてほしいと願う人も多いことだろう。