ファンは熱いパフォーマンスに期待を大きく高めているようだ。
11月21日深夜放送の「ハマスカ放送部」(テレビ朝日系)では、来たる11月29日に開催される番組初の生イベント「ハマスカ生放送部 HEY!MUSIC!HAPPY!MEETING!」(東京・EXシアター六本木)の概要を少しだけ紹介。そこで交わされた会話にファンが胸をときめかせているという。
終盤ではイベント会場限定で提供されるオリジナルドリンクづくりに、MCのハマ・オカモトと乃木坂46・齋藤飛鳥が挑戦。そのあいだに二人はイベントでの企画について雑談を交わしていたが、その会話に乃木坂ファンは注目していたようだ。
同イベントではハマが所属するバンド「OKAMOTO’S」の参戦が決定。齋藤も他の乃木坂メンバーに声を掛けているそうだが、誰が来るのかはまだ内緒のようだ。番組ではハマが「うち4人だけでやってもしょうがないですから、飛鳥さんがなんかやってくれるようなことを迎え入れる体勢みたいのは、まあ叶えようかなと思っていますけど、飛鳥さんの気の向くままにですから」と発言。その言葉に大ヒントが隠されていたというのである。
「ハマの言葉を額面通りに受け止めれば、OKAMOTO’Sの演奏に齋藤がドラムで参加する可能性が高そう。ただOKAMOTO’Sにはオカモトレイジという正ドラマーがいますし、ツインドラムでは齋藤の魅力がさほど発揮できないかもしれません。むしろハマはOKAMOTO’Sでの演奏に専念し、齋藤が対バン形式で絡む形のほうが面白そうです」(アイドル誌ライター)
対バン形式とはどういうことか。それは齋藤がドラムを担当する乃木坂46のグループ内ユニット「乃木團」が出演するということではないだろうか。
気志團へのリスペクトから2014年4月に結成された乃木團は、そのお披露目が氣志團主催の対バンライブという破格のデビューを飾ることに。その後、メンバーの卒業に伴ってバンドメンバーも変遷し、現時点での最終形態は昨年9月リリースの28thシングル「君に叱られた」のカップリング曲「泥だらけ」のMVに見ることができる。
その陣容は唯一のオリジナルメンバーとなったドラムの齋藤を筆頭に、キーボードに和田まあや、ギターに遠藤さくら、ベースに筒井あやめ、そして山下美月と久保史緒里がツインボーカルという編成だ。和田はすでに卒業を発表済みだが12月4日までは活動を続ける予定であり、今回の「ハマスカ生放送部」にはギリギリ間に合うことになる。
「この『ハマスカ放送部』は音楽バラエティ番組という位置づけですし、今回のイベントでもサブタイトルに『HEY!MUSIC!』と入っているくらいですから、齋藤がドラマを務める乃木團の登場に期待が高まるのも当然のところ。ハマの発言はその可能性をさらに高めることになったのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
ちなみに「ハマスカ放送部」のジングル(オープニングテーマ)は、第2回放送でハマと齋藤がスタジオでセッションしながら15分で録音したオリジナル曲。齋藤は自前のツインペダル「DW9002-XF」を駆使しての見事なフィルを披露するなど、その腕前は世のドラマーたちをうならせるほどだ。
乃木團が最後に生演奏を披露したのは2019年2月に開催された7周年記念ライブ「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」であり、すでに3年9カ月も前のこと。ファンのなかには映像でしか乃木團を見たことがない人も多く、今回の「ハマスカ生放送部」に大きな期待が掛けられているのは間違いないところだろう。