日向坂46の影山優佳が、サッカー界のレジェンドをたじたじにさせた? その質問に視聴者も納得していたようだ。
11月27日深夜に放送されたグループリーグ「ベルギー×モロッコ」(テレビ朝日系)では、試合終了後にスタジオメンバーによる徹底討論を開催。各出演者が12月2日の「日本×スペイン」でのフォーメーション予想を披露した。
元サッカー日本代表で、今季まで松本山雅FCで監督を務めていた名波浩は、前田大然をワントップに置いた3バックを予想。最後列に伊藤・吉田・板倉を配し、長友と相馬が両サイドに展開するという形だ。
それを見た影山は「これ5バックというよりは3バックの形ですか?」と質問。すると名波は「正直、スペインが相手なんで5バックになると思います。影山さんやっぱ、いいとこ突くなあ」と感心しつつ、スタメン予想のボードに張り付けたメンバーの名前を自ら動かし、長友と相馬をサイドバックに据えた5バックの形に修正したのだった。
「元日本代表の名波に対して堂々と質問した影山。番組を見ていたファンにも、彼女と同じような疑問を感じた人は少なくなかったことでしょう。名波は3バックと予想した意図を説明していましたが、影山の指摘を受け入れて5バックに組みなおした姿には、彼女の深いサッカー知識に対するリスペクトが表れていたように感じましたね」(スポーツライター)
名波は、守備の際には3バックでは守り切れないので、5バックできゅっと締めると説明。一方で攻撃に転じた時は長友と相馬が「パワーを持って前に出て行ってほしい」との狙いを明かしていた。
このように影山らしい質問の鋭さや、彼女が名波ら専門家にも受け入れられている様子が目立っていた徹底討論。ここで注目すべきは影山が質問を繰り出すだけではなく、各出演者の話にもしっかりと耳を傾けていたことだ。
「スタジオには影山と名波のほか、元日本代表の中山雅史、芸能界から川平慈英、ナインティナイン矢部浩之、千鳥ノブが出演。全員が討論に熱中するなか、影山はペンを手にメモを取り続けていました。それぞれの意見に対して的確に反応していく彼女の反射神経は、このメモがベースになっているのでしょう。こういった地道な作業を続けることにより、視聴者の疑問を代弁する質問を的確に繰り出せるのではないでしょうか」(前出・スポーツライター)
クイズ番組でも活躍している影山は、地道な情報収集が自分の発言を担保してくれることを体感しているのだろう。そんな彼女のメモを見てみたいという視聴者も多いのではないだろうか。
※トップ画像は影山優佳公式インスタグラム(@kageyamayuka_official)より。