峯岸みなみの告白には、視聴者のほうも「マジか!?」と絶叫していたのかもしれない。
12月8日深夜放送の「AKB48 サヨナラ毛利さん」(日本テレビ系)では、お料理選抜4チームによる対抗戦を開催。たこ焼き部、オムライス部、コロッケ部、そしてデザート部が売り上げを競うもので、勝利すると来年リリース予定のシングルのカップリング曲が与えられるほか、日テレの音楽番組に出演できるという特典も魅力だ。
番組ではそれぞれの部員から、ファンの胃袋をつかむためのスペシャル作戦を発表。ファンとのタコパやランダムでの手書きサインをプレゼントといったアイデアが明かされるなか、番組レギュラーの峯岸から驚きの発言が飛び出したというのである。
「新型コロナ禍のなか、メンバーとファンの接触が控えられていたことから、各部員は特典会での接触を提案。すると峯岸は『AKBも初期にはおにぎり握ってファンの方に渡したり』と明かし、これにはMCの霜降り明星せいやが『えっ、ウソやん!』とガチで驚いていたのです」(アイドル誌ライター)
せいやが驚いたように、そのエピソードにはAKB48のファンとしてもビックリだろう。これが地下アイドルだったらファンに手作りおにぎりを提供するといった特典会も全然ありえそうな話。
しかしAKB48と言えば、特典会の接触時間が一人当たり数秒しかないほどの活況を呈し、おにぎりを握ったりする暇などありそうにもないのだが…。
「AKB48に詳しいはずのせいやが知らないのも無理はありません。というのも『おにぎり手渡し会』が開催されたのは2006年7月のことで、まだ1期生と2期生しかいなかった時の話ですからね。現役メンバーで最古参の柏木由紀は3期生ですから、当時のことを知る現役メンバーはすでに存在していないのです」(前出・アイドル誌ライター)
その「おにぎり手渡し会」は、インディーズ時代の2ndシングル「スカート、ひらり」の購入者特典として2006年7月23日に、A賞の当選者が参加したイベント「AKB48と行く花やしきツアー」内で行われたもの。
参加者とメンバーが浅草の遊園地「花やしき」に向けて出発する前に、AKB48劇場にてメンバーがおにぎりを握り、30分間限定で開催された。今から振り返るとまさに「神イベント」なのだが、このイベントは一部のメンバーから黒歴史とみなされているというのである。
「メンバーにはおにぎりを握ることが事前に案内されてなく、好きな食べ物を持ってくるようにだけ伝えられていました。そのため具に適さないものも多く、たこ焼きや納豆はまだマシなほうで、なかにはマーブルチョコやグミを握ったおにぎりまであったのです」(前出・アイドル誌ライター)
ちなみに峯岸はピーナッツバターを具にしていたと伝えられている。味的にはなんとも微妙だが、オレンジ色と言えなくもない具を選んでいたあたりは流石、16年後に東海オンエア・てつやと結婚することを自ら予言していたのかも!?