元AKB48大家志津香、同い年で現役の柏木由紀は「腰が痛いと言いつつそれを見せない」と感心!

 昨年12月にAKB48を卒業した大家志津香が、現役アイドルを続ける先輩への尊敬と驚きを口にした。

 大家は12月17日、セカンドDVD「しーちゃん、どうしちゃったの?」(コペル)の発売記念イベントを開催。それに先立ち記者会見を行い、撮影時のエピソードなどを披露した。

 2020年のファーストDVD「ぼくの、MERMAID。独占中!」から2年が経ち、昨年12月に30歳になったことから今作は「大人っぽい内容になっています」と大家。前作に引き続いて担当したカメラマンが撮影中に何度も「しーちゃん、どうしちゃったの?」と問いかけてきたことが、タイトルの由来になっているという。

 大家は30歳の誕生日だった昨年12月28日にAKB48を卒業。そのAKB48では、1991年生まれの大家と同い年の柏木由紀が現役メンバーとして在籍中だ。しかも4期生の大家にとって3期生の柏木は先輩にあたり、柏木が現役アイドルとして活躍し続けていることについては「本当にすごいです」と驚いた表情を見せていた。

 大家が卒業を決心した理由の一つには「腰が痛いな」と思っていたこともあったという。同様に先輩の柏木も「腰が痛い」と言いつつ、それを表面には見せないようにしていると暴露。そんな柏木について「結婚して子供が生まれてもアイドルでいてほしいですね」とエールを送りつつ、「後輩たちも『由紀さんがいないと』と思っているのではないかと思います」と、柏木の存在がいかに大きいのかを強調していた。

 DVDの見どころについてはジャケットを示しながら「網タイツの大胆ショットを見てほしいです」とニッコリ。撮影の最後のほうでノッてきた時に撮ったもので、自分でも「こんな大胆なことしていたんだ!」とびっくりしつつ、「私って大人になったんだ!」と自身の成長を感じたとのことだ。また最も自分らしいシーンについては「お風呂で水をかけられて怒っているシーン」と明かしていた。

セカンドDVDをアピールする大家志津香。

 AKB48を卒業してからについては「一人で生きていくための視野が広がった1年になりました」と振り返り、「世間を知らなかったんだなと、自分が生きていくにはどうしたら良いかを学びました」とシミジミ。その上で来年については「ラジオのレギュラーがほしい」と意気込んだ。

「大家は一昨年、YouTubeチャンネルを開設し、63キロから50キロへと13キロのダイエットを果たした過程を公開。スリーサイズや体重を生計測する姿は世の女性たちから高い支持を受けていました。今回のDVDはダイエットが終わってから半年後の撮影で、なんと60キロまで10キロもリバウンド。そこから『ヤバい!』と再びダイエットを再開し、6キロ減量したそうです。その結果については『少し肉付きもあるオトナの女性の体型にすることができて満足』と明かしていたのが印象的でしたね」(記者会見に参加したグラビア誌ライター)

 そのダイエットについて女性記者からは、食べてしまってもまた頑張ろうと思える秘訣についての質問が。その答えは「過ぎたことは気にしない!」ことだそうで、せっかく美味しいものを食べたなら「食べちゃった」と思うより、「美味しい」って思ったほうが得だと指摘。その後に「食べたからこそ頑張ろう!」と、モチベーションに変えることが大切との持論を明かしていた。

この日の衣装は北原里英が手掛ける「one have it」の商品をチョイス。ヒップが見どころだという。

 30代になった大家には結婚に関する質問も飛ぶことに。昔から結婚願望はめちゃくちゃあるそうで、AKB48時代に作った未来年表には「2021年結婚がしたくて卒業・2023年結婚」と書いていたという。そのうち卒業時期は見事に言い当てており、「来年の目標は結婚したい方に出会うことです」とキッパリ。理想の結婚相手については「連絡がつく人です」と明かし、LINEのやり取りを1日100往復したいとの希望を語っていた。

 現在のAKB48については「すごくキラキラしていると思います」とのこと。現役時代には、先輩としてもっと後輩たちを気にかけて教えてあげたいと思っていたそうだが、9年ぶりの日本武道館公演を成功させた姿には「教えられることがないくらい輝いていてかっこよかったです」と、後輩たちの活躍に目を細めていた。

 なお峯岸みなみが結婚した際に話題になった「推し婚」については、「“推し”と言わずに付き合ってほしい」とのこと。結婚したあとに「握手会とか何度か行きました」って明かしてほしいそうで、大家とのゴールインを夢見ているファンは、その言葉を肝に銘じておきたいところではないだろうか。

お手振りポーズはさすが元AKB48といったところか。

(取材協力:石川夏南海/撮影:Issey Nakanishi)