久保史緒里、大河女優がひろゆきのものまねで見せた「演技力の無駄遣い」がガチすぎた!

 そのものまねに、本物の幻が浮かんだ視聴者もいたに違いないだろう。

 乃木坂46の久保史緒里が、大河女優にふさわしい演技力を見せつけてくれた。12月25日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて、ひろゆきのものまねを披露したもの。

 この日は前週に引き続いて「乃木坂忘年会」を開催。冒頭では阪口珠美と岩本蓮加がパラパラを披露するなか、なぜ久保が黄色いアウターと付けあごひげを身につけ、ひろゆきの格好で登場したのである。

「驚くべきはそのクォリティの高さです。体型もルックスもひろゆきとはかなりの距離がある久保ですが、そのものまねを見守っていたメンバーたちからは『似てる!』『そっくり』といった驚きの声が続出。実際、ひろゆきの特徴を見事にとらえた動きは、短い練習時間で身につけたとは思えない完璧なトレースぶりでしたね」(芸能ライター)

 ひろゆきといえば「それってあなたの感想ですよね」といった決めゼリフでおなじみ。この日の久保は、フランスに美味しいスイーツがあるとして「プリンっていうんですけど」とボケるなど、むしろひろゆきを茶化す内容となっていた。

 だが注目すべきはそれらのセリフよりも、ちょっとした身体の動きだ。カメラに対して斜めに座り、両手を身体の前で動かしながら、たまに視線をパソコンから離して正面のカメラを見る仕草が秀逸。少し猫背なところや、時折目元を指で掻いてみたりする仕草も、ひろゆきっぽさにあふれていたのである。

 途中には「データとかあるんですよね」と語る箇所で、久保自身がうっかり笑ってしまう場面もあったが、ほぼひろゆきそのものと言える演技にはMCのバナナマン日村も「めっちゃ似てる!」「あの表情ね」と手を叩いて笑っていたのだった。

久保がひろゆきを演じる様は公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」でチェックできる。

「久保は1月8日スタートのNHK大河ドラマ『どうする家康』に、信長の娘・五徳(徳姫)の役でレギュラー出演することが決定。乃木坂メンバーが個人で大河ドラマに出演するのは彼女が初めてです。久保は今年9月の主演舞台『桜文』で花魁を演じるなど、現役アイドルらしからぬ役柄にも挑戦。自ら“真面目で探究心が強いこと”ところを長所として挙げており、今回のものまねのように、じっくり観察して特徴を探し出す能力に長けているのでしょう」(前出・芸能ライター)

 ものまねの披露後には後輩で4期生の早川聖来が「史緒里ちゃんがもう演技の無駄遣いだなって」とべた褒め。たしかに大河女優となった久保が宴会の余興のようなものまねにも真剣に取り組む姿はまさに、演技力の無駄遣いそのものだろう。

 当の久保は「めっちゃ勉強してきました。せっかくならちゃんとやろうと」とコメント。ものまね一つにしても予習に余念のないところを示していた。その姿勢で大河ドラマでも、戦乱の時代を生き抜いた五徳の75年にわたる人生をしっかりと演じきってくれることだろう。

※トップ画像は©NHK