みちょぱが4カ月前から顎関節症に悩んでいることを告白、仕事中の卒倒や芸能活動中断の前例も

 モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優が、顎関節症に悩んでいることを明かした。

 12月26日に更新したインスタグラムのストーリーズでみちょぱは、もともと下アゴが出ているほうだと明かしつつ、「顎関節症になってから笑うと余計出る」と告白。日によっては痛みがあるそうで、「8月からずっとです」と綴っている。

 みちょぱは9月18日放送のラジオ番組「#みちょパラ」(ニッポン放送)にて、自身の顎関節症についてカミングアウト。8月中旬くらいに急に口が全然開かなくなり、指1本半くらいがようやく入るくらいにしか開かなくなったと明かしていた。

 病院でレントゲンを撮ったところ、医師から骨の本来ある位置がずれていると告げられたという。果たしてみちょぱのアゴはどうなってしまうのだろうか。

「あまりに症状がひどければ手術の可能性もありますが、現在は手術せずに済ませるの一般的な対処法です。ただ単にアゴが開きづらいといった症状に留まらず、状態が酷い場合にはあまりの痛みとパニックから卒倒してしまうこともあり、決して軽視できない症状であることも指摘しておきたいですね」(医療系ライター)

 症状の程度は人により様々だが、状態が悪い場合はアゴを固定するサポーターを装着することもあり、噛む動作ができなくなるので食事がかなり制限される。芸能人の場合、サポーターをしたままではテレビ出演ができないので、仕事が制限されてしまうのも大きなデメリットだ。

 また前述のように、痛みのあまり卒倒することさえありうるのが顎関節症の怖いところ。なかなか完治しづらいこともあり、症状を抱えながら働いている人も少なくない。なかには職場でいきなり従業員が卒倒し、周りが慌てるなか、上司が「また倒れちゃったか…」と冷静に対処するケースもあるという。

状態が悪いとこの程度の開き具合でも激痛が走るという。みちょぱ公式インスタグラム(@michopa1030)より。

 そんな顎関節症には「美人病」との俗称もある。というのもアゴの小さい人に発症しやすい傾向があり、一般的に美人の要素とされる「顔が小さい」人に多いとされるからだ。

「芸能界にも顎関節症の既往者は少なくなく、1994年には森高千里が1年間のコンサート活動休止を余儀なくされることに。松浦亜弥も2006年、顎関節症による痛みのためドクターストップがかかり、コンサートが急きょ中止になりました。牧瀬里穂は2008年から1年半、女優の仕事をセーブ。そういった前例があることから、みちょぱにも心配の声があがっています」(前出・医療系ライター)

 みちょぱの症状が早期に改善し、テレビ番組やファッションショーで元気な笑顔を見せてくれることにぜひ期待したいものだ。