乃木坂46のキャプテンを務める秋元真夏が、2月26日に行われる卒業コンサートをもって、グループから卒業することを発表。これで1期生が全員卒業することとなり、本格的な世代交代期に突入する形となった。
そんな秋元の卒業発表を受けて、AKB48の柏木由紀ががぜん注目を浴びているという。
秋元は2018年放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)にて「ずっと乃木坂の仕事していたい」と宣言。MCのバナナマン・設楽統から「30になっても40になってもいてもらって」とあおられると、グループ名にちなんで「46(歳)?」と意気込みを見せていたものだ。
「その後のネット配信では『シワができないように頑張るから』とノリノリでコメント。そんな経緯もあって、齋藤飛鳥が卒業を発表した際には、《秋元は本当に46歳までグループに残るつもりなのでは?》と淡い期待を抱くファンもいたほどです」」(アイドル誌ライター)
しかし実際には29歳での卒業となった秋元。せめて30歳まではグループに残ってほしかったというファンも少なくない。
そんな秋元でも超えられなかった「アイドル30歳の壁」だが、その壁を2年前の時点ですでに突破している柏木由紀の今後に注目する人も増えているようだ。
柏木は2019年に、30歳までAKBを卒業しないと宣言。その言葉を守ったばかりか31歳になった現在も現役メンバーとして活動している。昨年5月放送のラジオ番組「劇団サンバカーニバル」(FM FUJI)では、総合プロデューサーの秋元康氏からは「本当に柏木、何歳までいてもいい。結婚しても柏木がいいならずっといたらいいよ」との許可が出ていることも明かしていたほどだ。
「しかも世代交代が順調に進んでいる乃木坂46に対して、AKB48では若手が成長途上。若き次期エース候補の千葉恵里も世間的な知名度はまだまだですし、知名度の高い本田仁美は卒業を意識していると言われています。その状況ではグループ内で最も知名度の高い柏木が卒業してしまうのは大きな痛手になりますから、運営やメンバー、ファンなどどの立場から見ても、まだ柏木には残ってほしいというのが本音ではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
AKB48では18期生オーディションの募集を締め切ったばかり。同オーディションに関して柏木は「娘の年齢の子が入ってくるとか…あるよね!」と苦笑いでコメントしていたものだ。
たしかに応募要項では小6からとなっており、最も若ければ2011年4月1日生まれまでが該当。1991年7月15日生まれの柏木にとってはなんと、ほぼ20歳差の「ガチで娘」世代なのである。
果たして学年で19年違いの可能性もある新メンバーとどう接していくのか。ここはもう開き直って、現役アイドルとしての在籍最長記録や最年長記録を更新していってもらいたいというファンも少なくないことだろう。
(石田安竹)