【舞いあがれ!】水島と吉田の蔵出し決定で、刈谷と矢野も再登場する可能性が浮上!

 視聴者としては大歓迎といったところだろう。

 1月27日に放送されたNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第81回では、本編終了後の次週予告に懐かしい顔ぶれを発見。倉庫入りしたと思われていた登場人物が再登場することが分かり、視聴者を喜ばせている。

 次週予告に顔を見せたのは、ヒロインの岩倉舞(福原遥)と航空学校で同期だった水島(佐野弘樹)と吉田(醍醐虎汰朗)。水島は途中でフェイル(強制退学)となり、実家のスーパーを継いでいた。

 一方の吉田は無事に卒業し、航空会社に就職した様子。卒業から4年が経った今は社内訓練も終え、副操縦士としてチェックアウトしているはずだ。

「二人の復帰により、舞が奮闘していた第8~11週の『航空学校編』も無駄にならないことに。舞は実家の部品工場を助けるために航空会社の内定を辞退しており、航空学校を卒業した経歴を無駄にしていました。そのため一部の視聴者からは『それなら航空学校編は不要だった』とのクレームもあがっていましたが、パイロットとなった吉田が再登場することで、物語が連綿と繋がったことになります」(芸能ライター)

 しかも二人が舞と再会していたのはデラシネ。舞の幼馴染である貴司(赤楚衛二)が店主を務める古書店だ。そうなると舞といい感じになりそうな貴司と、航空学校時代に舞のことが気になっていた吉田のあいだで、恋のさや当てが始まる可能性も期待できる。

 しかも今後、物語に復帰するのは佐野と吉田だけではないとの声もあるという。一人は舞が浪花大学で人力飛行機サークルの「なにわバードマン」に所属していた時、機体設計を担当していた刈谷(高杉真宙)。そしてもう一人は航空学校の寮で同室だった矢野(山崎紘菜)だというのである。

「1月25日に発売されたばかりのムック『連続テレビ小説 舞いあがれ! FANBOOK』には、現在も出演中の赤楚や山下美月、横山裕や長濱ねるといったキャストと並んで、高杉と山崎のインタビューも掲載されています。それも6ページもの紙幅を割いて大きく扱われており、そのページ数は赤楚ら主要キャストと同じ。もう物語に登場しない人物であれば、このタイミングで発売されたムックで大きく取り上げる必然性はなく、二人の再登場は確実だと考えられるのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)

ファンブックの表紙にも高杉と山崎の名前が掲載されている。

 しかも刈谷や矢野の再登場には、必然性もありそうだ。刈谷は現在、諸田自動車に勤めており、その部品をIWAKURAで作っている可能性も。それに加え、ホンダがホンダジェットで航空機分野に参入したように、諸田が飛行機に関わる筋書きであれば、舞との関りはますます大きくなってくることだろう。

 そして矢野は当時、まだ数少なかった女性パイロット。舞も東大阪の町工場では珍しい女性経営陣の一人であり、「男社会で活躍する若き女性」という共通項を持つ。それゆえお互いの立場を理解することもできるというわけだ。

 果たして刈谷や矢野は実際に再登場するのか。ファンブックに載っているインタビューには再登場を示唆するような文言はなかったものの、視聴者としては大いに期待したいところに違いないだろう。

※トップ画像は©NHK