リチの「水ダウ」登場が、サバンナ高橋茂雄をガッカリさせたワケ!

 なぜそんなにガッカリしているのか、事情が飲み込めない視聴者も少なくなかったことだろう。

 2月1日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では熊本で行われた番組ロケに、クロちゃんの恋人として話題のリチが出演。熊本出身という縁からアシスタント役に起用されたようだ。その姿にスタジオ出演者のサバンナ高橋茂雄がガッカリしていたという。

 今回のロケでは冒頭、熊本城を背景にくまモンとリチが登場。FUJIWARA藤本敏史が「リチ、何してんの?」と問いかけると、お見送り芸人しんいちなどロケに参加した芸人たちは「リチさんすよね?モンスターラブの」と不思議そうな顔をしていた。

 ここで藤本が「もう言うてまうわ、クロちゃんの彼女です」と紹介。その情報に芸人たちが「えーっ!」と驚くなか、スタジオでVTRを見守っていた高橋も「それオンエアで楽しみにしてたのにぃ!」と絶叫だ。しかし具体的な説明がなかったことから、なぜ高橋が悔しがるのかが分からない視聴者も続出していたのである。

「この流れを理解するにはクロちゃんの恋愛企画『モンスターラブ』の時系列を確認する必要があります。結論から言うと高橋は収録の時点にはまだ、リチがクロちゃんの恋人になっていたことを知りませんでした。その意味では視聴者と同じ立場であり、ガッカリしたのも無理はなかったのです」(テレビ誌ライター)

 その「モンスターラブ」は昨年11月9日の放送回でスタート。その翌日には番組の演出を手掛けるTBS藤井健太郎氏が「最終回のオフラインが完了」とツイートしていた。つまりクロちゃんがリチに告白した12月21日の放送は、「モンスターラブ」の放送が始まった時点ですでに収録済みだったのである。

 藤本は「モンスターラブ」の企画MCを担当。それゆえ熊本ロケが行われた12月某日の時点では、リチとクロちゃんの関係を知っていた。だが企画の内容は外部には極秘であり、情報統制は徹底していた様子。そのため水ダウでは常連の高橋でさえ、「モンスターラブ」の内容については視聴者と同じタイミングでしか知ることができなかったようだ。

熊本ロケが行われた12月某日にはすでに、リチはクロちゃんと交際していた。くまモン公式ツイッター(@55_kumamon)より。

「今回の2月1日放送回は、モンスターラブの最終回が放送された12月21日より前に収録されていたのでしょう。そのため結果を知らない高橋は、ロケVTRで結果の一端を知ってしまう形に。『オンエアで楽しみにしてたのにぃ!』と絶叫したのも無理はなかったわけです」(前出・テレビ誌ライター)

 モンスターラブの最終回では、リチがクロちゃんと熱いキスを交わす場面が話題となった。しかし先に結果を知ってしまった高橋は、視聴者ほどにはそのキスに衝撃を受けることができなかったに違いなさそうだ。

※トップ画像はリチ公式ツイッター(@RiCHi_TONAi)より。