お前ばっかりいい思いしやがって! そんな怨嗟の声が飛び交っているようだ。
2月7日に放送されるドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)の第4話に、元乃木坂46の若月佑美が出演。妊娠が発覚したキャリアウーマンという大人っぽい役を演じている。そんな若月の登場を巡り、一部の乃木坂ファンが憤りを隠せないというのである。
本作は主演・吉高由里子の演じる産婦人科医の雪宮鈴が、10歳年下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)と織り成す恋愛模様を軸としたドラマ。今回、若月の演じるキャリアウーマンの佐藤うたを妊娠させた夫は、一星の同僚で親友の佐藤春(千葉雄大)だった。しかし春は自分が父親になることを受け入れられず、鈴が勤める産婦人科を訪れ、いつまでなら中絶できるのかを問いかけるという衝撃の展開だ。
そんなあらすじが紹介されると、若月の古巣である乃木坂46のファンからは<また千葉か~><ただただ羨ましい>といった声が続出したという。いったいどういうことなのか?
「千葉は乃木坂OGとの共演が多く、しかも恋人や夫婦の役ばかりなのです。2013年7月期の『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)では橋本奈々未の恋人役を演じ、そして2020年公開の映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』では白石麻衣の恋人役で出演。2021年にアマゾンプライムで配信されたドラマ『ホットママ』では西野七瀬の夫を演じていました」(アイドル誌ライター)
橋本や白石、西野の3人はいずれも、シングル表題曲で前列ポジションが約束されていた超人気メンバーばかり。しかも千葉は二大レジェンドメンバーの白石および西野とキスシーンを演じており、二人両方とキスを交わした俳優は千葉ただ一人だというのである。
今回、千葉の妻役を演じる若月も、在籍当時には選抜の常連組だった人気メンバー。ただでさえファンから羨ましがられている千葉だが、今回の共演により乃木坂ファンからの嫉妬はさらに強くなりそうだ。
だが一方では<相手が千葉でよかった>という正反対の声も聞こえてくるという。そこには複雑なファン心理があるというのだが…。
「アイドル時代は恋愛がご法度だったとはいえ、女優に転身したらキスシーンはもちろん、濡れ場への挑戦も十分にあり得ること。それなら元乃木坂46メンバーの相手役を千葉が一手に引き受けてくれたほうが、嫉妬心を燃やす相手が増えなくて済むという考えのようです」(前出・アイドル誌ライター)
今回はワケあり夫婦という設定ゆえ、イチャつきシーンはなさそうだ。それでも推していたメンバーの恋人や夫を演じるのは羨ましくてしょうがないもの。どうやら千葉は知らぬ間に、乃木坂ファンからの恨みを買いまくっているのかもしれない。
(石田安竹)