【舞いあがれ!】舞に恋敵が出現か、次週の恋バナ展開に「ちむどんどんの再現?」と心配の声も!

 この調子だと次週から、視聴者を振り回す展開が始まりそうな勢いだ。

 2月3日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第86回では、本編終了後に次週予告を放送。「告白」と題された第19週では、歌人を志望している秋月史子(八木莉可子)が古書店のデラシネを訪れ、貴司(赤楚衛二)に「やっと会えました」と告げる場面があるようだ。

 第86回ではヒロイン岩倉舞(福原遥)を訪ねてきた航空学校の同期生たちが、舞と貴司の関係について質問。生まれた時からの幼馴染との説明に「それだけ長かったら恋愛うんぬんじゃないか」と納得し、舞が「せやね」と答える場面もあった。

「視聴者のあいだでも、舞と貴司がお互いにどう思っているのかは興味の的。恋人関係に発展するのか、それとも幼馴染のままなのかは気になるところです。ただそこに史子という新たな女性キャラが加わったことにより、今後の展開がカオス化することが懸念されています」(テレビ誌ライター)

 恋愛を巡るカオスといえば、前作「ちむどんどん」を思い出す人も多いだろう。ヒロインの比嘉暢子は、小学生の時に知り合った幼馴染の青柳和彦と東京で再会。だが和彦には新聞社の同僚でもある大野愛という恋人がいた。

 和彦と愛は婚約まで至るも、和彦は終始煮え切らない態度を取ることに。最後は愛想をつかしたのか、第70回にて愛が別れを告げ、翌週の第75回では早くも和彦が暢子にプロポーズ。その変わり身の早さには視聴者も心底驚いていたものだ。しかもカオスはそれだけに終わらなかったのである。

「続く第76回では和彦の母・重子に結婚を報告するも、重子は大反対。そこから暢子が重子を説得しまくるドタバタ劇が始まり、第88回になってようやく重子は結婚を認めることに。母親を説得する下りだけで実に延べ13回を費やしました。そのまわりくどい展開が『舞いあがれ!』でも再現されるのではと、視聴者は警戒感を高めているのです」(前出・テレビ誌ライター)

まるで夫婦さながらの舞と貴司。トップ画像ともに©NHK

 貴司に憧れている史子は相当な美人。なにしろ史子を演じる八木は14歳でモデルデビューし、「Seventeen」の専属モデルを務めてきた経歴の持ち主だ。もちろんヒロインの舞を演じる福原も相当な美人ゆえ、二人の恋のさや当てがヒートアップするのは確実ではないだろうか。

 ただ「ちむどんどん」では、母親を説得するまでの展開が長すぎるとの指摘も少なくなかったもの。「舞いあがれ!」でも同じ調子で進行されたら、もはや航空業界に参入する話は先送りなのかと、視聴者もやきもきしてしまいそうだ。