乃木坂5期生が「秋元真夏泣かせ企画」で垣間見せた“自撮り格差”とは

 ちょっとした違いが、観る者に異なる印象を与えていたようだ。

 2月5日深夜放送の「乃木坂工事中」(テレビ東京系)では、2月26日に卒業コンサートを行う“最後の1期生”こと秋元真夏をターゲットにした「秋元を泣かせたら即ご褒美」という企画を開催。後輩たちが泣かせネタを持ち寄り、キャプテン秋元の涙を競い合うことになった。

 冒頭で企画の内容を知った秋元は、「聞いてないよ!」と顔に書いてあるかのような表情に。今回の企画に向けては「何も(内容を)聞いていない打ち合わせ」がたくさん入っていたという。そのVTRが流されるなか、加入から満1年の5期生に、ちょっとした格差があることが浮き彫りになったという。

 5期生の井上和と菅原咲月は秋元と打ち合わせする場に、5期生全員のメッセージ動画を収めたパソコンを持参。菅原は「5期生全体として感謝の気持ちを伝えられたらいい」と意気込んでいたが、その動画にて格差を分けるポイントが垣間見られたのである。

「5期生による心のこもったメッセージ動画に秋元は、開始1分35秒で早くも涙を見せることに。ただ視聴者は一人目の五百城茉緒や二人目の奥田いろはが映る動画に、若干の違和感を抱いていたかもしれません。というのも二人に加えて岡本姫奈と池田瑛紗の4人は、秋元に向けて送るメッセージにも関わらず、目線が外れていたからです」(アイドル誌ライター)

 スマホではインカメラが画面の端っこに付いているため、自分の表情を画面で確認しながら自撮り動画を撮影すると、結果的に目線が外れてしまう。これは自撮り画像でもよく見られる現象で、スマホユーザーにはおなじみだろう。

 だが今回のようなメッセージ動画では、伝える相手に目線をしっかりと向けたいもの。そのためにはインカメラを意識する必要があり、5期生では一ノ瀬美空、中西アルノ、川﨑桜、冨里奈央、小川彩らはちゃんと相手を見据える目線となっていた。

 なかにはアウトカメラで撮影したもらった動画が混ざっている可能性もあるが、目線の外れているものはインカメラで撮影したことが確実。すなわち前出の4人は、画面に映る自分を見ながらメッセージ動画を撮っていたことになる。

集合写真ではどうしても目線が外れてしまいがちだ。トップ画像ともに冨里奈央公式ブログより。

「2月6日には冨里が公式ブログにて、研修生時代の自撮り画像(トップ画像)を公開。しっかりとカメラ目線になっている姿には感心するばかりで、メッセージ動画でもちゃんとカメラ目線になっていることが納得できます。なお川﨑や小川と3人で撮った自撮り画像では目線が外れていましたが、これは他の二人に合わせた可能性も。そうであれば目線のありなしを臨機応変に使い分けられる柔軟さも持ち合わせていることになります」(前出・アイドル誌ライター)

 自撮りでは目線が外れているのが当たり前と、気にしない人も少なくないという。それでも誰かに贈るメッセージ動画ではぜひ、インカメラの位置を意識したいところだろう。