そういう考え方もあるのかと、感心した肉好きもいたようだ。
2月15日放送の「世界くらべてみたら」(TBS系)では、女優の土屋太鳳がオーストラリアロケに挑戦。初挑戦となるスカイダイビングや、誰の助けも得ることなく異国の地で名所探しにチャレンジするといったミッションをこなしていった。
3つ目のミッションはBBQ場を舞台に、5種類の肉からオーストラリア名物であるカンガルーの肉を当てるというもの。肉好きを自認する土屋だが、エミューやバッファローなど他の食材も日本ではなかなか食べられないものばかりだ。そのチャレンジ中にいかにも土屋らしい謎発言が飛び出したのである。
まずはBBQボブを名乗る現地の著名人がオージービーフを調理し、土屋が試食。一口食べるといきなり踊りはじめ、美味しさをダンスで表現していた。
すると土屋はしみじみと「ステーキはね、寂しいんです。終わっちゃうから」と語ることに。せっかく美味しいお肉を味わっているのに、どういう意味だろうか?
「土屋によると、ステーキを食べていくと『最後が見つかる』とのこと。『これで終わる』と思うのがイヤなため、ステーキではなく焼肉を食べに行くそうです。焼肉ならお皿に載ったお肉がなくなっても『これください、っていうと出てくるじゃないですか』と指摘し、『終わりがない』と断言していました」(テレビ誌ライター)
たしかにステーキハウスだと、大きなステーキを食べ終わったところで食べ足りなさを感じても、次のステーキを注文するとはならないもの。最後の一片を口にする時には、美味しかったお肉が全部なくなったという気持ちになるのだろう。
それが焼肉なら、次の皿を注文すればいくらでも無限お肉が楽しめるというわけか。どうやら土屋は普段から焼肉屋で、肉のお代わりをしまくっているようだ。
「肉好きなら納得できる話ではあるものの、食べ放題でもない限り、お腹の限界だけではなくお財布の限界も来てしまうもの。売れっ子女優の土屋ならお会計を気にすることなく肉を注文し続けられるでしょうから、なんとも羨ましい話だと感じた視聴者もいそうです」(前出・テレビ誌ライター)
番組では土屋の発言にナレーションで「ファンタジー系のご意見」とのツッコミを入れていた。庶民から見て最もファンタジーだったのは、土屋のお財布なのかもしれない?